Boojilのインスタグラム(boojil) - 12月17日 13時16分
突然の危篤、大好きなおじいちゃんが先日あの世に逝きました。97歳でした。
この一年で、母方の婆ちゃん、続いて夫の婆ちゃん、そして父方の爺ちゃんと、今回で3回目の別れ。色んなことが続きすぎて、、あぁ、そういう年なんだな。と思うしかありません。
長寿が自慢の我が家でしたが、さよならはやっぱり寂しいです。
油絵や、彫刻が趣味で、俳句の先生を定年後ずっとしていて、人情のあるとても尊敬できる人でした。
わたしが幼い頃から、ずっとずっと「絵が上手だね、良い色使いだ」と褒め続けてくれた爺ちゃん。
わたしが絵の道を志したのも、爺ちゃんの応援あってこそ。いつもニコニコ、笑顔で迎えてくれて本当に本当にたくさん可愛がってもらいました。
高齢でもう身体も不自由で、寝たきりになってからは「生きるのがしんどい」と言っていた爺ちゃん。
婆ちゃんの七回忌、お経を唱えている最中、あの世にいる婆ちゃんに「楽にさせてあげてほしい」と伝えたからなのか、その1週間後、本当に婆ちゃんのお迎えがきたようです。
いま、8カ月になった次男、4歳の長男と日々過ごしていると、朝笑顔で始まるこどもたちを見て、なんと素晴らしい存在なんだと感じることがあります。
単純に「生きる」ってなんだろう。と考えてみたりする。
命が誕生する瞬間、死を迎える瞬間、今年はどちらも目の当たりにしました。喜びも悲しみも繰り返されていく人生の中で、与えられた時間を健やかに、笑顔で過ごしていきたいものです。
爺ちゃんから受け継いだ大切な命が輝く瞬間がこれからの人生でたくさん訪れますように。
毎日、育児と仕事でバタバタバタバタ必死になっていると目の前のことでいっぱいいっぱいになりがちだけれど、、 あぁ、生きるって素晴らしいなあ。明るく朝を迎えられたことにまず感謝する気持ちを持ちたいなぁと思います。
爺ちゃんがこの世を去って、残されたわたしたちはまた日々を繰り返していくけれど、わたしや、こどもたちが人生を味わい、深めていくことが爺ちゃんにできる恩返しだなと思います。
おじいちゃん、わたしに絵を描く楽しさを教えてくれて、本当にありがとう。生涯大切に大切に育てていきます。
写真は、長男の歓が生まれたときのもの。
もう4年半以上経つんだな。
今週末の葬儀、きっと泣いちゃうな〜
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2019/12/17