深町健二郎さんのインスタグラム写真 - (深町健二郎Instagram)「ゴッホが弟のテオと手紙のやり取りをしていたのは有名な話であるが、金銭的にも相当兄を支え続けた挙句の言われようが笑えるほどに酷い。「君は僕に妻をくれなかったではないか。子供もくれなかった。仕事もくれなかったではないか。なるほど、金は確かにくれたよ。だが、妻も子も仕事もない男が、金に何の用がある。君のくれた金は無駄金だ。」マジか！？そんなん言う？テオ気にするな！！お前はな〜んも悪くないぞ！www 父もゴッホにはほとほと手を焼いた。久しぶりに帰って来た息子の不機嫌を持て余し、テオに手紙を宛てた。「自分のエキセントリシティがもたらした結果を良く考え、元はと言えば自分が悪かったかもしれぬと考える勇気が、彼にあってくれたらと思うよ。自責の念というものがてんでないらしい。ただ、一途に他人が我慢ならないのだ。〜腫れ物に触る様にしていなければならぬ。」お父さん何か優しい。父とは常にそんなものか。しかしゴッホ、意外とそんな空気は察していた。「僕を家に入れてみて、丁度大きな野良犬を入れたのと同じ恐怖を、両親は感じているのだ。犬は濡れた足で部屋に駆け込む。ちと礼儀というものを知らなさ過ぎるんだな。邪魔になるし、無闇に吠え立てるし、ようするに汚らしい畜生なのだ。よろしい、だかこの畜生には人間の経験がある。犬には違いないが、人間の魂、それもひどく鋭敏なやつを持っている。おかげで人にどう見られているかが感じられる。普通の犬に出来る芸当じゃない。」 ….何上手いこと言うとんねん！www オモロイな〜ゴッホくん😆 と、夜更けの読書タイムは続くのである。。 #ゴッホの手紙 #小林秀雄」4月14日 21時27分