冨手麻妙さんのインスタグラム写真 - (冨手麻妙Instagram)「皆さんこのご時世ですから、おうちでゆっくり映画を観る時間も増えてると思うので、  わたしが出演した映画の過去作ご紹介 シリーズやっていこうかなあと思いまして。  こないだ自分のデータフォルダを振り返ってたら色々懐かしい写真がたくさん出てきたので…… 1作品目は園子温監督の『リアル鬼ごっこ』です。  中指を突き立てまくってる私は、〝シュール〟という女の子の役をやりました。ツッコミ所しかないですね。本編を観たら、中指の理由も、シュールという名前の理由も、湖の中に私が居る理由も分かると思います。  Surreal from 〝TAG〟(director by Sion Sono)  公開は2015年かな。5年前ですね。リアル鬼ごっこはシリーズとして長く続く作品でしたけど、園子温監督が撮ることによって原作をガン無視したオリジナリティ溢れすぎる映画になりました。  当時わたしは21歳、まだ女子高生役がイケた頃ですね。(遠い目)  ここからは映画の内容ってより、私自身の個人的なお話になりますが、  当時の私にとって園子温監督作品に出るということは、女優をやる上で一番の目標でした。  女優を目指す一つのキッカケになったのも、園子温監督の『自殺サークル』を観て感銘を受けたからだし、言霊を信じていたのでとにかくどこに行っても『園子温監督作品に出たい』と言いまくっていました。  言霊を信じ続け、長く夢見続けていた園子温監督作品に出演が決まったのは、実はリアル鬼ごっこが一番最初の作品ではなくて、『新宿スワン』でした。 『新宿スワン』が憧れの監督との出会いの作品だったんです。  ただただ言霊を信じ、『園子温監督作品に出たい』と言い続けてるだけじゃ何も起こりませんし、私は弱小事務所に所属しているので事務所のパワーをお借りしてチャンスを得るということも出来ません、オーディションももちろんありません、自分からなにか行動しなければスタートラインにすら立てなかったんです。  色々考えた結果、『会いに行っちゃえばいいんだ★』と思い、渋谷のシネマヴェーラで行われていた園子温監督のトークショーを観に行き、そのあと出待ちしました。自分の名前を書いたカードとカードだけじゃちょっとアレかと思って、チョコを添えて。  チョコにカードを添えるんではなく、カードにチョコを添えて(╹◡╹) 緊張しすぎて口から内臓が出そうだったので、初めてお会いした時のことはなにも覚えていませんが、 その数日後に奇跡が起きて、『新宿スワン』のオファーの電話がマネージャーの元に届いたのです!!! 『冨手の芝居力がどんなもんなのかも全く知らないけど、新宿スワンの現場で魅せてくれ』とのことで、  私にとって『新宿スワン』の約15秒ほどの登場シーン、そして一言二言のセリフは、今後の自分の人生を決める、オーディションだったわけです。  そしてそのオーディションを乗り越え、園子温監督に面白いと思ってもらえた結果、『リアル鬼ごっこ』の出演につながりました。  あの時は、毎日が勝負で、これで人生決まるこれで人生決まるって感じだったし、日常がヒリヒリしてましたね。ずっと憧れだった園子温監督と仕事してるっていうのも、自分の人生が大きく変わった瞬間だったし、あの時カードのチョコ添え持って監督に会いに行った自分を誇りに思ったし、初めて自分自身を愛せたし、 すごい奇跡のような毎日だったな。  園子温監督との出会いのエピソードとかは、ほんとにインタビューとかで聞かれる機会が多いから何度も人前で話してきたし、なんならウキペディアとかにも載ってる気がするけど、私は常にペンダントのように大切に身につけてる思い出なんです。  あの時のハングリーさとか、勢いとか、行動力とか、なにより自分を信じて、目標をしっかり立てる、立てるだけじゃなくて絶対に叶えるっていうことが、何歳になってもどんなに仕事が増えても、忘れてはいけないと思って。  私がリアル鬼ごっこで演じたシュールという女の子。  彼女のセリフ、発する言葉がほんとうに大好きなんです。  シュールに救われることがたくさんあるんです。  リアル鬼ごっこという映画の中で、園子温監督が伝えたかったことをシュールがセリフで言葉にしてるというか。  改めてこのご時世の中でこの映画を観るとね、私はすごい救われたの。 『シュールに負けるな。人生はいつだってシュールだ。』ってね。  この時代、この世界、この日本に、中指立てて、負けないでいよう  #リアル鬼ごっこ #tag #園子温 #sionsono #トリンドル玲奈 #真野恵里菜 #篠田麻里子 #surreal #シュール #シュールに負けるな #movie #おうち時間 #stayhome #netflix #自殺サークル #新宿スワン #過去作ご紹介 #映画 #映画鑑賞」4月22日 16時53分 - amitomite

冨手麻妙のインスタグラム(amitomite) - 4月22日 16時53分


皆さんこのご時世ですから、おうちでゆっくり映画を観る時間も増えてると思うので、

わたしが出演した映画の過去作ご紹介 シリーズやっていこうかなあと思いまして。

こないだ自分のデータフォルダを振り返ってたら色々懐かしい写真がたくさん出てきたので…… 1作品目は園子温監督の『リアル鬼ごっこ』です。

中指を突き立てまくってる私は、〝シュール〟という女の子の役をやりました。ツッコミ所しかないですね。本編を観たら、中指の理由も、シュールという名前の理由も、湖の中に私が居る理由も分かると思います。

Surreal from 〝TAG〟(director by Sion Sono)

公開は2015年かな。5年前ですね。リアル鬼ごっこはシリーズとして長く続く作品でしたけど、園子温監督が撮ることによって原作をガン無視したオリジナリティ溢れすぎる映画になりました。

当時わたしは21歳、まだ女子高生役がイケた頃ですね。(遠い目)

ここからは映画の内容ってより、私自身の個人的なお話になりますが、

当時の私にとって園子温監督作品に出るということは、女優をやる上で一番の目標でした。

女優を目指す一つのキッカケになったのも、園子温監督の『自殺サークル』を観て感銘を受けたからだし、言霊を信じていたのでとにかくどこに行っても『園子温監督作品に出たい』と言いまくっていました。

言霊を信じ続け、長く夢見続けていた園子温監督作品に出演が決まったのは、実はリアル鬼ごっこが一番最初の作品ではなくて、『新宿スワン』でした。 『新宿スワン』が憧れの監督との出会いの作品だったんです。

ただただ言霊を信じ、『園子温監督作品に出たい』と言い続けてるだけじゃ何も起こりませんし、私は弱小事務所に所属しているので事務所のパワーをお借りしてチャンスを得るということも出来ません、オーディションももちろんありません、自分からなにか行動しなければスタートラインにすら立てなかったんです。

色々考えた結果、『会いに行っちゃえばいいんだ★』と思い、渋谷のシネマヴェーラで行われていた園子温監督のトークショーを観に行き、そのあと出待ちしました。自分の名前を書いたカードとカードだけじゃちょっとアレかと思って、チョコを添えて。

チョコにカードを添えるんではなく、カードにチョコを添えて(╹◡╹) 緊張しすぎて口から内臓が出そうだったので、初めてお会いした時のことはなにも覚えていませんが、
その数日後に奇跡が起きて、『新宿スワン』のオファーの電話がマネージャーの元に届いたのです!!! 『冨手の芝居力がどんなもんなのかも全く知らないけど、新宿スワンの現場で魅せてくれ』とのことで、

私にとって『新宿スワン』の約15秒ほどの登場シーン、そして一言二言のセリフは、今後の自分の人生を決める、オーディションだったわけです。

そしてそのオーディションを乗り越え、園子温監督に面白いと思ってもらえた結果、『リアル鬼ごっこ』の出演につながりました。

あの時は、毎日が勝負で、これで人生決まるこれで人生決まるって感じだったし、日常がヒリヒリしてましたね。ずっと憧れだった園子温監督と仕事してるっていうのも、自分の人生が大きく変わった瞬間だったし、あの時カードのチョコ添え持って監督に会いに行った自分を誇りに思ったし、初めて自分自身を愛せたし、
すごい奇跡のような毎日だったな。

園子温監督との出会いのエピソードとかは、ほんとにインタビューとかで聞かれる機会が多いから何度も人前で話してきたし、なんならウキペディアとかにも載ってる気がするけど、私は常にペンダントのように大切に身につけてる思い出なんです。

あの時のハングリーさとか、勢いとか、行動力とか、なにより自分を信じて、目標をしっかり立てる、立てるだけじゃなくて絶対に叶えるっていうことが、何歳になってもどんなに仕事が増えても、忘れてはいけないと思って。

私がリアル鬼ごっこで演じたシュールという女の子。

彼女のセリフ、発する言葉がほんとうに大好きなんです。

シュールに救われることがたくさんあるんです。

リアル鬼ごっこという映画の中で、園子温監督が伝えたかったことをシュールがセリフで言葉にしてるというか。

改めてこのご時世の中でこの映画を観るとね、私はすごい救われたの。 『シュールに負けるな。人生はいつだってシュールだ。』ってね。

この時代、この世界、この日本に、中指立てて、負けないでいよう

#リアル鬼ごっこ #tag #園子温 #sionsono #トリンドル玲奈 #真野恵里菜 #篠田麻里子 #surreal #シュール #シュールに負けるな #movie #おうち時間 #stayhome #netflix #自殺サークル #新宿スワン #過去作ご紹介 #映画 #映画鑑賞


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

1,438

48

2020/4/22

冨手麻妙を見た方におすすめの有名人