川上未映子のインスタグラム(kawakami_mieko) - 5月20日 11時49分

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NYTに小説 "Golden Slumbers“ を発表しました。
書いたのは3月27日。
この春以降の芸術と危機についてです。
新郎新婦、参列者すべて芸術家の結婚式が舞台。
翻訳はサム・ベット&デイヴィッド・ボイドです。
ちなみに記事のタイトルは、登場人物のセリフから。
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また、小説とともに創作にまつわるノートも。
covid19について、着想の元になった一枚の写真について、
そして日本の状況についてなど。
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・ "あの幻想的な桜の下で、まるで集団催眠にでもかかったように
群れをなしていた人々の姿が忘れられない。
呆然とするのだが、それ以外のものがほんの少しだけ混じっている。それはディストピアとユートピアがそれぞれ成立するために、
常に密輸入しあっている恍惚に似た何かだ" "家父長制と同調圧力が宗教のように機能する日本で、
危機に面するとはどういうことか。
人々の意欲や怒りがどのように奪われ、
想像力や創造はどのように駄目になってゆくのか。
そしてそこからどんな抵抗と芸術が生まれうるのか。
その考えや予感や希望や諦めは、
このような物語になった" ※ノートより ・ ・ ・
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In Japan, where patriarchy and the pressure to conform function almost like religion, what does it mean to face a crisis? How do they rob us of our desire and anger, and how is it that our imagination and creative forces are depleted?──from the note
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I wrote a story called "Golden Slumbers" for @nytopinion on March 27th. This year's theme for their Big Ideas series is WHY DOES ART MATTER? It's within their opinion page, but I decided to write a story instead of an essay.
My piece will be picked up for tomorrow's international print edition. See you there!! #miekokawakami#川上未映子#nytimes

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