芥川舞子のインスタグラム(maiko.akutagawa) - 6月7日 16時42分


続きー
とはいえ'怪我''や、疲労や運動不足が原因での'コリ''など、なんらかの痛みが身体に起こっている場合の話はまた別で、そういった痛みがヨガの練習への意欲を低下させるのは自然なことです。
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身体を目的とせず呼吸のためにヨガをするというのは、身体の不具合を無視して痛みを我慢して無理やり呼吸に集中するとか、ただやみくもに練習するとか、そういう意味では決してありません。
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私が先生から習った伝統的なハタヨガでは、
「身体が自分に合った快適な姿勢なら呼吸はしやすい」
というものでした。
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逆を言えば、身体の不具合は呼吸に何かしら好ましくない影響を与えているかもしれないということです。
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ですので、身体を健やかに保つことは呼吸のためにもとても大切です。
ただ、その身体を健やかに保つための取り組みをどのくらいの加減で、どのような指標を持ってやれば良いのかが、とても難しいのだと思います。
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やりすぎたら怪我をしかねますし、やらなさすぎても身体は滞るでしょう。
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ですがそれも、ヨガの中では明確に示してくれています。その指標が、「呼吸が心地良く行える範囲でしか動かない」というものです。
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痛みがある中でヨガの練習を行うと、その痛みに気持ちが持っていかれて呼吸への集中が妨げられてしまいます。
そうすると呼吸からのメッセージがキャッチできず、ますます不適切な身体の使い方へとなりがちに。これでは本末転倒です。
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大切なのは、①呼吸に集中する→②呼吸からのメッセージ・情報を受け取る→③その情報をもとに自分に合ったヨガのポーズの取り方ができる→④身体が快適になる→⑤呼吸がさらに心地良くなり呼吸への集中がしやすくなる→①に戻るという循環です。
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身体の不具合を我慢していたらそもそも①に立てません。
まず①に立つために、自身にとってより容易く呼吸に集中しやすい手段を選ぶことが大切です。
その手段は、呼吸が心地良く行える範囲でしか動かないことだけでなく、ポーズの数を減らすことだったり、練習時間を短くすることだったりなど、人それぞれです。
それでいうと、前述した「朝の時間帯は身体が堅くてヨガの練習がしづらい」という方は、もしかしたら夜に練習するほうが適しているかもしれません。
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「呼吸はポーズの判断基準であり、同時に目的でもあります」(by マーク・ウィットウェル「ヨーガの真実」より)


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2020/6/7

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