旺季志ずかのインスタグラム(shizuka_ouki) - 6月16日 13時07分


最近読んだ中での
ヒット作!

めちゃくちゃ面白い!

良いドラマの基本は
キャラクターとストーリーだと思うが
このノンフィクションには
その両方が強烈に活きている。

強烈なキャラクターを表現する
エピソードがこれでもか
これでもかと積み重ねられているのだ。 例えば、
ドラマ作家は
興味がないことを聞く冷淡な表現に
マニュキュアを塗りながら
聞くって表現を使ったりするが、 小池百合子さんは
実際にそんな行動をしていた。

震災被害者の陳情を
マニュキュア塗りながら顔もあげずに聞き、
「マニュキュア塗り終わったらから帰って」
と言ったというのだ。 そのほかに
ドラマ的なエピソードが
これでもか!と続いていく。

北朝鮮に拉致された横田さん
ご夫妻の会見のあと、
一度部屋から出て行った小池さんが
バッグ忘れ慌てて戻ってきて
「拉致されてなくてよかった」
とバッグを抱きしめたとか。 「ジャンヌ・ダルクになります」
と宣言して、
築地の女将さん会の
応援を得て当選したら
「ジャンヌ・ダルクは
火あぶりになったから嫌」と
カメラのないところで女将さんたちに
吐き捨てたとか。

エピソードは
キャラクターを表現して
ストーリーを前に進めるために
作られる。

それが
実話で
ここまでうまくいくなんて!!! ドラマ作家がヨダレたらしそうな
エピソードの羅列なのだ。 それは
小池百合子さんのキャラクターが
あまりにも常軌を逸して
強烈だから。

なぜ小池さんが
そういうキャラクターになったのかの
原因も描写されている。

頬にある赤いアザ。
親の見栄で
超お嬢様学校に入れられたり、
父親が詐欺師みたいなところがあったり。

その全てが
上に上にのぼることだけを望み
自分の欲望に正直に生きる
小池百合子さんの
原動力になっている。

この物語が事実だとしたら
それは
非常に怖い
背が凍るような想いも出るのだが

同時に
せつなさも味わう。

もっと権力を持ちたい
もっと目立ちたい
と願った一人の女性に

とても哀しい想いをした
小さな少女の姿を感じるからだ。 #ブログに書きました
「ドラマ的考察から見る女帝 小池百合子」

#女帝小池百合子


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2020/6/16

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