The Fashion Postのインスタグラム(tfpjp) - 7月19日 08時09分
#portraits interview with dodo
『「僕はタグがつかないマイノリティ」 dodo がおくる新しい“ノーマル”』
― 今回のセカンドアルバムリリースは、どんな位置づけになるのでしょう?
dodo: まず、ファーストアルバムの 『importance』(2019年2月) は、ヒップホップ作品としてがんばったアルバムでした。効果はあったと自負しています。KOHH さんをはじめ、僕が憧れていたラッパーの先輩たちに、この作品を通して会えることができたから。ヒップホップの作品としては、この『importance』 が僕の中での完成形。一方で、一番バズっているのはシングルリリースした 「im」 っていう曲なんです。これから音楽で食べていくために、この「im」のヒットをどうしても生かさなければいけないと思った。それでつくったのが今回の 『normal』。意図しないで得た成功を、いかに活かしていくかということ。
親: 写真と同じだね。偶然は、いっぱいいいのが撮れる。それと同じことを意図して再現できるのがプロフェッショナル。ただ気をつけたいのは、そこだけやっていくと今度は自分のコピーになっていっちゃうから、もうひとつ広げないといけない。
dodo: それはまた次の作品で成し遂げたいですね。『normal』 のはねかたを参考にしながら。このセカンドではねることができたら、またちょっと表現の自由度も広がる。
親: そんなにはねないと思う。
dodo: えーーー
親: 「im」 みたいな成功の果実はないと思う。
dodo: でも、そこはちょっと意識してるかな。そもそもアルバムに対する考え方として、1年に1回出して、そのアルバムに対して1回ワンマンをやるっていうのがあります。今年はコロナがあるからワンマンはできないけど、そのかわり Instagramのライブリクエスト機能を使って、リクエストが終わるまで全員と1対1のミーティングをやります (*7/11に実施済)。僕の音楽は、僕のファンに聴いてもらいたい。
親: dodoくんの YouTube への書き込みは、最近いいコメントばっかりだよね。
dodo: ありがとうございます、嬉しいです。ファーストアルバムを評価してくれたリスナーさんたちは、僕の音楽も聞くけど他のヒップホップも聞いていて、その中でもいいよね、といってくれていて。今回のセカンドは、もっと自分のファンに向けてつくっています。これは僕の愛読書の 『ファンベース』で学んだこと。
photography: chikashi suzuki
text: miwa goroku
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2020/7/19