eclat.magazineのインスタグラム(eclat.magazine) - 9月25日 20時15分
みなさん、シネマ歌舞伎を観たことはありますか? 文字通り、歌舞伎を映画館で楽しめるのが「シネマ歌舞伎」なのですが、舞台そのまんま中継という、シンプルなものではないんです。映像ならではの演出、編集が加わり、新しい作品として楽しめるもの。私自身、生の舞台では気づかなかった役者の表情、仕草の美しさにハッとさせられることが度々ありました。
さて、10月2日全国公開される最新作は、『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』。そう、三谷幸喜監督が作・演出し、昨年6月歌舞伎座にて大好評だったあの演目です。
みなもと太郎氏の歴史ギャグ漫画「風雲児たち」に魅せられた三谷監督が作り上げた新作歌舞伎。実在の人物・大黒屋光太夫の、ロシア漂流から日本の地に帰り着くまでの10年の物語にまた会えるなんて!
遭難した船の船頭・大黒屋光太夫に松本幸四郎丈、乗組員・新蔵に片岡愛之助丈、乗組員・庄蔵に市川猿之助丈。猿之助丈は豪華なドレスをまとい、女帝エカテリーナも演じるというのもまた見どころ。
舞台挨拶では、三谷監督「一切日本が出てこない歌舞伎ってあるの?」「あ、あるのね。ロシア語が出てくる歌舞伎は初めて? それは自慢してもいい?」など、幸四郎さんに詰め寄る一幕も(笑)
三谷監督いわく、断腸の思いで本来の舞台より30分時間をカットしたというものの、時に笑い、ハラハラし、最後に目頭が熱くなる、胸熱ムービーです。
歌舞伎ならではの演出、三谷監督ならではの当て書きによる役の膨らみ、ほかにもたくさん見どころはありますが、ネタバレになるのでインスタでのご紹介はここまでに(笑)
ドラマ半沢直樹で歌舞伎役者に興味を持った方、三谷作品ファンの方、歌舞伎ファンの方、笑って泣ける映画を見たい方などなど、劇場に足を運べる方はぜひご覧ください。(副編K藤)
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2020/9/25