Taku Takahashiのインスタグラム(takudj) - 9月29日 23時03分
僕にとってお鮨でいちばん感動する時。それは、最初の一口のでシャリがパラパラ〜って崩れてくれて、ネタがシャリと交じあってミックスされる瞬間。
それを最初に気づかせてくれたのは、あら輝さん。もうお店は辞めちゃったけど、初めて口にしたときのビックリは今でも忘れられない。
そこからさいとうさんだったり天本だったり、色々とシャリに拘る店を(まあ、どこも、それなりに拘ってるんだろうけど)体験させてもらってきたけど、ひとつわかったことがあって。
それぞれの拘りにはリスペクトしてるけど、僕の好みはシャリの温度がそこまで高くないこと。
自分の記憶が正しければあら輝さんのシャリは程よい暖かみだったような気がする(鮨通の人、間違ってたら指摘してください)。
そんな味の系譜を受け継いでるのがこのお鮨屋さん。ネタの仕込みはもちろんのこと、シャリのパラパラ〜がすごく好み。
元々、母校の近くにあって移転してからあまり行く機会がなくなったんだけど、久しぶりにいってそれを気づかせてくれた。
大将は寡黙で鮨オタク。そして若い。どこの高級ネタを仕入れたかとか、そういうゴタクはあまり言わず、良い食材を良い仕込みをして、そしてシャリを適温で出してくれる。照れ隠しで、この仕込み超大変だったんですよー、とか言ってくるところも、ツボ。そしてネタとシャリ両方を引き立てる才能を持ってる。
鮨匠の中澤さんが、今の鮨バブルを危惧してたんだけど、ここはずっと残る店なような気がする。少なくとも僕のめちゃくちゃ好みなお鮨屋さん。
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2020/9/29