植田夢月のインスタグラム(dream_moco) - 10月4日 19時22分
#tb
#ちゃんと更新しよう
Freerider DAY4
11/16。朝5時に起きて、ボルダープロブレムまで荷揚げ。この辺から壁の傾斜が強くなり、荷揚げが楽に感じる。
この日はトラブルの多い日となった。
壁に日が当たって暖かくなる前に、夫がボルダープロブレムをトライ。しかし、2トライするもこのピッチをRPすることはできなかった。
次のピッチ「The Sewer(ザ・スアー)」(5.10c)は、このFreerider中唯一の瑞牆を思い起こさせるピッチ。水の通り道になっているようで、前半は苔や草付きをぬうように登っていく。
私がリードしたのだが、途中でカムが尽きてピッチを切った上、その後の後半では最後の最後で落ちてしまった。そんなこんなで、抜けるのに2時間以上かかってしまった。
次のピッチ(5.10c)は夫がリード。……しかし、左上すべきところを間違えて右上してしまい、脆い地帯に迷いこんでしまう。
夫はカラビナを残置して下降し、正しいルートに戻ったが、次のピッチ「Enduro Corner(エンデューロコーナー)」の取り付きに着く頃には日が暮れかかっていた。
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Enduro Corner取り付きまでユマールで上がっているとき、壁が夕陽に照らされ、きれいな橙色に輝いた。上には美しいEnduro Corner、下には数日前に登ったスラブが見渡せる。
自分のいる場所が地面から離れすぎていて、どれくらい高いのかもうよく分からない。
うまく言葉にできないのだけど、このエルキャピタンに取り憑かれてしまうクライマー達の気持ちが、理屈ではなく心から理解できたような気がした。私も、この場所が大好きだ。
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この日にEnduro Cornerのワークをする予定だったがそれは諦め、宿泊地である「The Block(ザ・ブロック)」に戻る。
The Blockは比較的小さいテラスで、しかも斜めになっているので、2人で寝るのにもちょっと窮屈だ。にもかかわらず、そこに下から3人パーティが上がって来てしまった。
そこで、私だけ、約10m上にある1人分の幅のテラスまで上がり、そこで寝ることにした。壁の中で過ごす最後の夜だったが、忙しない夜になってしまった。
続く。
1枚目: ユマール中に撮影した動画
2枚目: Enduro Corner
3枚目: 早朝のボルダープロブレム
4枚目: The Blockで寝る準備をしているところ
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2020/10/4