三井智映子のインスタグラム(chiekomitsui) - 11月1日 21時34分

先週1週間の相場を振り返ります。

ダウ平均は週間では約6.5%下げ、3月第3週のコロナショック、17.3%に次ぐ下落率となりました。
週間でも3月以来の大幅安に。
米市場全体を表すと言われるS&P500は5.6％、ナスダックは5.5％と総じて大きな下落となりました。
10月月間では、ダウは4.6％、S&P500は2.8％、ナスダックは2.3％の下落となりました。

29日に米国で新型コロナの感染者数が過去最多を更新するなど、今週は欧米など新型コロナウイルス感染の再拡大拡大や、12月1日まで再びフランスがロックダウンするとの報道、ドイツもロックダウンをすると報じられており、経済への影響を懸念する売りや、
米大統領選を控えての警戒感と持高調整から売りが優勢となりました。
加えて米国の新型コロナウイルスの追加経済対策を巡る協議が停滞し、大統領選前には合意しないのではとの見方も重しとなったよう。
ただ、7～9月期GDP速報値が前期比年率33.1%増と統計開始以来最大の伸びを記録したほか、24日までの1週間の新規失業保険申請件数が75万1000件と2週連続で減り、市場予想も下回るなど、米経済指標は下支えとなったのでは。

週末30日のダウ平均は、前日比157ドル51セント安の2万6501ドル60セントと反落。
ナスダックは前日比274.00ポイント安の1万0911.59とこちらも反落となりました。主要ハイテク株の下落が大きかったので、ナスダックの方が大きく下げました。
為替相場では米ドルが買われています。ドルインデックスは上昇。
ただ有事の円買いで円高の勢いの方が強く、ドル円はやや円高に触れています。

日経平均は1週間下げ続け、週間で539円安となりました。続落とはいえ底堅さを見せていた日経平均でしたが、週末30日の日経平均株価が前日比354円81銭安と大きく下がり、2万2977円13銭と5日続落となりました。
日銀金融政策決定会合では現状維持となりましたが影響は限定的でした。

仙台、札幌と久々のリアルセミナーで講師として登壇させていただきました。皆様のお顔をみてお伝えできる喜びを感じました。改めましてご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。

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