TBS NEWSのインスタグラム(tbsnews_insta) - 3月10日 23時15分
居場所がなく夜の街をさまよう少女たち
虐待や性暴力などの被害に遭った10代の少女の支援をする団体Colaboには、去年4月以降1300人以上からの相談が寄せられていて、これは前年度の2.5倍のペース
外出自粛が呼びかけられても家にいられない事情を抱え、生活に困窮している少女たちの孤立は、コロナ禍でさらに深まっている
そんな子たちに安心して過ごせる場所を提供しようと開かれているのが、10代限定の「つぼみカフェ」
ご飯や服、Wi-Fiも充電も揃えてあり、用意されているレトルトの食品やお菓子は好きなだけ持ち帰ることができる
やってくるのはコロナ禍でバイトが減り食べ物を買うお金がなくなった高校生など
居場所を求めて街やSNSをさまようのを狙う大人も少なくない
Twitterで「家出したい」とつぶやく少女に「泊めてあげるよ」など助けてくれる存在のように近づくことが手口になっているという
学校や児童相談所では向き合ってもらえず、街やネットで見ず知らずの大人と出会って頼ってしまう…
「公的支援のあり方も、窓口で待っているだけではなく出会ってつながることをもっと考えていく必要があると思っています」(Colabo代表 仁藤夢乃)
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2021/3/10