東紗友美さんのインスタグラム写真 - (東紗友美Instagram)「【ちょっとした衝撃を語りたい📕】源氏物語関連の書物を読むのが好きです。いつか原文に手を出すのが夢です。タイムスリップするなら絶対平安でお願いしたいです。源氏物語54帖の中の最後の10帖、宇治物語。おまけ的な扱い受けることがあるけど、本当は、めちゃくちゃ面白く、業の深い物語。小説最古の三角関係だと思っていただき、読んでもらいたい。都でモテモテの男2人がいて。しかも親友で。片方は誠実男子、片方はプレイボーイ男子。薫さまと匂宮さま。このモテ男2人がどうしょうもないほど惚れちゃうのが浮舟ちゃんという女性。もう、浮舟ちゃんしか目に入らなくなるわけですよ。ただ、、、これまで浮舟の魅力があんまりよくわからなかったんですよ、、、私は。お恥ずかしながら。なんでこんなモテ男達が取り合うんだ...奪い合うんだ..と。しかし林真理子さん解釈version読んだら、だいぶ浮舟ちゃんの魅力伝わってきた。一言で言うとめちゃくちゃ自由な女だった、彼女。そして、同時に優しい女だった。光源氏からも帝からも愛されながらも自分に正直に生き続けた朧月夜さまもなんとも自由な女なんだけど、なんというかタイプの異なる自由さでした。これは個人的にはすごい気付きで、深夜に目が冴えてしまった👀 浮舟ちゃん、今後推そうと心に決めました。源氏物語に出てくるヒロイン達はたいてい悩みこれなんですよ。「私はどれくらい彼に愛されてるの？本当に源氏は私を愛してるの？今度いつ会えるの？いつ来てくれるの？」平安だから、待つしかないのは仕方ないんだけど。まぁ、そっち系の悩み多しなんですよ。でも、浮舟ちゃんの悩みはあえて言うならこっち。「私は、ちゃんと彼を愛せるのかしら？好きでいられるのかしら。」みたいな。己の内側を見つめるんですよね。だから可哀想でもあるヒロインだけど、なんとなくファンが多いんだな。と。「浮舟を嫌いと思う読者はまずいないでしょうね。かわいそうな女です」川端康成をノーベル文学賞受賞に導いたことで知られるエドワード・サイデンステッカーさんもそう彼女のことを評していたらしい。朧月夜、明石の君、浮舟。お気に入り三大ヒロインが更新されました。浮舟ちゃんの魅力がつたわりすぎた一冊でした👍📚 宇治物語はこれまで一度しか映画化してないんよな、、、。改めて見直したくなりました。宇治十帖の地味イメージ、もうすこし払拭したい。 #宇治物語 #源氏物語 #林真理子 #STORYofUJI #浮舟 #読書 #読書好きな人と繋がりたい」6月13日 20時50分