干場義雅のインスタグラム(yoshimasa_hoshiba) - 5月3日 08時46分
【クラシックとモードの中間を狙った黒シャツ‼️】
Tシャツ同様、シャツも白と黒は僕のワードローブに欠かせません。例えば、日中は白シャツにタイドアップのスタイルで働いて、夜のパーティでは黒シャツに着替えてノータイでボタンをふたつ外す……。僕にとっては、香水の使い分けと似ていて、それだけで印象も気分も随分と変わるんですよね。
そんなわけで、僕が大好きなアルコディオに、無理を言って自分好みの黒シャツを作ってもらいました。少しモードっぽい印象に仕上げたかったので、襟型をセミワイドショートポイントのGINO(ジーノ)に、ボディはスリムなARBERTO(アルベルト)を選びました。生地は新疆綿を使用した3 ファンクションのブロードを使っています
昔から黒シャツは好きで、いろんなブランドのものを買って試してきましたが、モードブランドのシャツは、カフスのかたちがスクエアだったり、襟のかたちに特徴があったりと、少し主張が強いものが多いんですよね。それに加え、素材のクオリティに納得できないことがあったりして……。一方、クラシックなシャツでは、そもそも黒が少ない。
だから、このシャツではできるだけディテールで主張せず、日常の生活のなかで着こなしやすいことを最優先に考えました。言うならば、あえてデザインしない!ことをする。僕が考えるフツーの黒シャツを表現したつもりです。
これは自分のファッション観に通ずることだと思いますが、これ見よがしだったり、大袈裟に見えるデザインが苦手なんです、そもそも。思春期に渋カジにどっぷり浸かっていたとは言え、実家が代々続くテーラーだったこともあり、質が伴っていない服にはどこか信用が置けない性格。
大好きなイタリアのクラシックも、現地でするのはいいのですが、それ以外の土地では陽の光も背景となる街並みも全然違います。強い陽射しと歴史ある風景のなかにはすんなり溶け込むスタイルも、東京ではコスプレっぽい印象を受けてしまうんですよね。
そういったことを考えると、東京の街並みではもう少しモダンに見えるスタイルのほうが馴染むんじゃないか、というのが僕の持論です。とはいえ、そういうモードとクラシックの中間のようなデザインというのは、探してみるとなかなかないわけでして……。
仕立てや素材はクラシック。クラシックが7の割合で、モード3というのが僕なりの黄金バランスなんです。それを表現したのが、今回の別注シャツ。わかりにくいかもしれませんが、こういう細かな部分が僕には大事なんですよね。
価格が価格なだけに、去年は発売するや否や一瞬にして完売してしまったので、欲しい方はお早めに‼️
シャツ6050円/ARCODIO(ミニマルワードローブ https://minimalwardrobe.jp/ )
@minimalwardrobe_official
@干場義雅
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2022/5/3