あだちなみさんのインスタグラム写真 - (あだちなみInstagram)「日曜夜ちょびっと語ります🍷 5年前、「こうあるべきということは何もないよ。」ということを私に気付かせてくれた中の1人であり、そこからずっと作家としてひとりの人間としてそっと見ていてくれ、今回の個展も、声を掛けてくれサポートしてくださっているのが、君和田敬之さん。沢山の展覧会を手掛けている方です。私が身体をぎゅうっと四方壁で挟まれ身動き取れなくなっていたり、水の中で息が出来なくてどうにもならない時も、きっと見ていてくれたのでしょう。君和田さんはそんな時「どうしたの？」でも「もっとこうしなきゃ！！！」でもなく、何もなかったかのように（って全てお見通しなんだけど）違う場所からいつも私に風をすっと通して呼吸ができるようにしてくれる。私以外の作家さんたちもきっとそんな風に、自分が大切にしている部分を理解してもらい支えられているのではと思います。表には全然出ない人だけど、気持ちと体温があるこんな人間味溢れる人が沢山の大きな展覧会を手掛けていること、そしてそれらの展覧会を通じて私たちに何かを届けてくれていることを知って欲しくて、君和田さんが書いてくれた言葉、私の中に静かにしまっておきたい気持ちもあるけれど、リポストさせていただきました。 #Repost @hiroyukikimiwada with @use.repost ・・・絵本作家あだちなみさんの個展「果物と野菜と濃いコーヒー」 6.28- 7.17 銀座/月光荘サロン月のはなれこれまで「くまのがっこう」などの絵本作品を届けてきたあだちさんが、自分らしく、誰のためでもなく、ただ好きなものをフンフン〜と描いてくれた、初の個展。絵本をつくるときには、きっとそこにはおてんばな主人公がいなければさみしいし、でてくるきょうだいも、舌を出したり太っていたり、個性的なのがいい。ウシやカメやシロクマ。かわいいなかまもいてほしい。そうしてあだちさんはたくさんの人の気持ちに寄り添う作品をつくってきました。でも今回、壁にずらりと33種並んだ果物と野菜には、リンゴもブドウもレモンもメロンもそら豆もいなくて、かわりに自然薯やアケビやヨモギやビワがまっすぐこちらをみながら、同じにこやかな表情とポーズで濃いコーヒーを飲んでいます。たくさん印刷されて、たくさんの人の気持ちに寄り添う絵本と、たった1人の購入者のもとで人生に寄り添うこの33枚の絵。まったくちがうことに見えて、なにもちがいません。そこにあるのは、絵を通して人の気持ちに寄り添う作家・あだちなみの姿、そして、子どもの頃に木からもいで食べたアケビを思い出すように、好きなものや人や思い出を愛おしむ人間・あだちなみの姿です。気楽で能天気でなにも言わないこの一枚一枚が、作家、そして、人間あだちなみの気持ちを乗せて誰かのところに届くこと、銀座のビルの屋上にある、自分の大好きな場所で、作品が壁にかかった景色をはじめて見たひとりになれたこと。うれしいことばかりの夜でした。ビールを飲みながら33の野菜と果物との出会いを、気楽に呑気に、いろいろ忘れて楽しんでみてほしいです。 tsuki-hanare.com #あだちなみ #namiadachi #銀座 #月光荘 #月のはなれ」7月3日 21時58分