鈴木理香子さんのインスタグラム写真 - (鈴木理香子Instagram)「我が母が亡くなりました。 66歳でした。 10年前に癌、5年前に脳出血、そして、昨年、私が妊娠6ヶ月の頃に癌の転移が分かり、ステージ4 最近は腰も痛く満身創痍だった母。それでも孫の顔を見に 1月中旬に東京に来てくれて「癌の数値が下がったの！」と言って手術も2月末に前倒しになり、春には旅行に行こうね！って計画していたのに… 2月上旬、「ありがとう」のメッセージが最後になってしまいました。　 💌母へのラブレター💌 寂しいよ。早すぎるよ。喧嘩もしたけど、私が守ってあげたかった。でも、お母さんの顔を見たら、「あぁ、おかあちゃんに会えたんだ。良かったね。」私はそう言いました。だって、とっても穏やかな表情をしていたんだもん。 1月に東京に来てくれた時お母さんはおもむろに、母自身の生い立ちを話し出しました。「お母さんはね、おかあちゃん(私にとっての祖母)と子どもの頃、一緒に暮らしていなかったの。おかあちゃんは当時、学校の先生と実家の工場の手伝いとさ、今でいうバリキャリだったからさ、お母さんはね、あなたの曾祖母に小学6年生頃まで預けられていたんだよ。」お母さんは「おかあちゃんと互いに求めてあっていたのに、素直になれなかった。。」そう言っていました。一緒に暮らしていなかったから甘え方が分からなかったのかもしれないね。お母さんは続けました。「弟がさ、交通事故で死んじゃってさ、おかあちゃんはさ、自分より先に子どもを亡くして、辛かったと思う。。こんなに辛いことは無いよ。だからね、お母さんはお父さんと結婚してね、4人の子供を産んだの。おかあちゃんは4人の孫に囲まれて、幸せだったよね？」お母さんは、おかあちゃんを笑顔にしたい。だから、お母さんはあんなにも懸命に生きてきたんだ。 4人の母であり、高校教師であり、児童文学作家であった母。今、自分が子育てをしていて、 4人の子どもを育てることがいかに大変か、母の偉大さを感じています。私たち4人兄弟にも、生徒たちにも、友人にも、たくさんの愛情を注いだから、通夜・告別式には400人近くもの人がお母さんにに会いに来てくれたよ。「もっともっと、会いたかった」って電話もたくさんあったんだよ。だからね、お母さん。おかあちゃんにお母さんの想いは伝わっていたと思う。だって、おかあちゃんが亡くなった時に見つけたじゃん。お母さんの写真の裏に「おかあちゃんの人生に光をありがとう」って書いてあったのをさ！今思うと、おかあちゃんが「よく頑張りました。おかえり」と言って、お母さんをお迎えに来た気がします。残された私は寂しいけれどお母さんが天国でおかあちゃんに甘えられているのなら　私は嬉しいです。 ✴️ お母さん。お母さんはやっぱりお母さんだ。私が寂しくないように、お母さんは皆さんに伝えていたんだね。「生まれ変わったら理香子の子供に生まれ変わりたい。」って。通夜・告別式で皆さんから言われたよ。おかあちゃんに甘えられて私の子どもに生まれ変わる準備ができたら、私がお母さんで、お母さんが子どもで… お母さんが子どもの頃に過ごしたかった親子の時間を過ごそう😊 最後にお母さんがおかあちゃんにラブレターを送ったように私も送ります。お母さん、お母さんの懸命に生きる姿が大好きでした。また、共に生きよう！お母さんの子ども鈴木理香子 #母へのラブレター #お母さん #ありがとう #鈴木もと子 #作家 #癌 #癌サバイバー #脳出血 #鈴木理香子 #愛知 #豊橋 #バレンタイン #愛 #love #thanks #mother 写真① 結婚式は、おかあちゃん(祖母)の誕生日に挙げたね😊 写真② 母が弟の想いを文章にした作品が受賞しポプラ社より作家デビュー✒️✨ 母、30歳位の頃。私と似ていますか😊？写真③ 母の作品の数々📚️ 私の友人が偶然か運命か子どもの頃、読んでいてくれました😊 写真④ 代表作「いないないばあ」のきむらゆういち先生と一緒に絵本講座にて絵本の書き方を教えていました😊 べびたんも小鳥のぴいちゃんが大好きです🐥❤️ ✴️写真⑤ おかあちゃん(祖母)の死と同時にお母さんの癌も分かったよね。お母さんはおかあちゃんにラブレターを書きました✒️ ✴️写真⑥ 2014.11 おかあちゃんへのラブレター 💌 写真⑦ 2018.1.1 脳出血に倒れる。写真⑧ 「介護されるなんて嫌！」と言ってリハビリを頑張ったよね😌 写真⑨ 2023.1.14 産まれてきてくれて、ありがとう。抱っこしてくれて、ありがとう。写真⑩ お母さん、ありがとう。」2月14日 22時15分