bon ponのインスタグラム(bonpon511) - 3月22日 19時16分
次に訪ねたのは、南部酒造場。
週末に青空市場が開かれる大野のメインストリート七間通りに面した、豪勢な店構えの老舗の酒蔵。1733(享保18)年に創業、金物商を営んだ後1901(明治34)年から酒造りを始めました。
大野の豊かな水と気候、風土を生かしてつくられる「花垣」の名を冠した名酒の数々は、満開の桜並木を思わせる、ふくよかで華やかな味わいで定評があり、現在は全体の約4割以上が海外に出荷されているそうです。二人揃って下戸の私たちは、銘酒を味わうことは叶いませんでしたが、馥郁とした香りにうっとり。
大吟醸を仕込み中の時期で、蔵の中は見学できませんでしたが、九代目の南部隆保さんにご案内いただいて奥座敷へ。そこには珍しい座敷井戸がありました。2年前に屋敷を工事したところ、偶然に見つかったそうです。大野の豊かな水が、代々続いてきた酒造りにも使われていることに感銘を受けました。
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大野市を後にして福井市内へ。
更にそばのことが知りたくなって「たからや」を訪ねました。店主の宝山栄一さんは、福井県麺類業生活衛生同業組合の理事長で「越前そば」の普及啓発と後任育成にご尽力されています。
「福井は品種改良に手を染めず、在来種のそばを愚直に守ってきたことが、今では結果的に最高の『宝物』になったと思っています」と宝山さん。挽き方や打ち方によって各店の個性があり、多彩なそばの味わいを楽しんで欲しいと仰っていました。
定番の「ざるそば」と、冬限定の「蟹豆乳そば」をいただきました。
しなやかで喉ごしの良い「ざるそば」は、そばの香りが際立って絶品でした。「蟹豆乳そば」は、常に新しいアレンジの開拓を続ける宝山さんの自信作。イワシから取った出し汁に豆乳を加えた優しい口当たりと旬の越前ガニの風味が、自慢のおそばとバランス良く溶け合い、えも言われぬ美味しさ。新境地を感じる一品に感動しました。
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今回の旅のお宿「ホテル リバージュ・アケボノ」にチェックイン。福井市の中心を流れる足羽川のほとりに佇む《美食のホテル》として知られています。川沿いには全長2.2キロに約600本のソメイヨシノが植えられ、桜のシーズンにはホテルから一望できるそうです。
支配人の清水嗣能さんに館内を案内していただきました。館内の各所に越前和紙を使った装飾が施されており、圧巻は新館6階の「桜フロア」。28メートルに及ぶ天井一面に越前和紙で表現された見事な桜が咲いていました。福井ゆかりの柴田勝家の正室、お市の方にちなんで『お市桜の木漏れ日』と命名されています。
ゆったりとしたお部屋で、旅の疲れを癒しました。
《つづく》
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2023/3/22