野村真季さんのインスタグラム写真 - (野村真季Instagram)「休日の月曜日。 . . 先週から再開した娘のお弁当作り。大したものは作っていないのに、朝の30分の作業が増えるだけで一日の疲れの溜まり方が加速する。特に長期休みの後が堪えるのだ。土曜日の勤務後から日曜日の母業をこなし、そして今日は休日の月曜日。お弁当を作り子どもたちを学校に送り出したものの、体が重だるく活力がない、それなのに眠れない、朝からアイスを食べてしまう（これは危険信号）。整えなくては…となんとなく検索を始め、直感の赴くままにキーワード入力。ヒットしたのは、HPもない鍼灸院。地図に紐つくコメントは、数は多くないものの宣伝臭皆無の患者たちの喝采の声。営業時間も値段も記載のない鍼灸院に電話をするのもちょっと勇気がいるが、自力で持ち直せない体に鍼を、そして小さな好奇心に押されて電話してみると、空いているという。 30分後に予約をお願いし、自転車を走らせ鍼灸院へ。昭和レトロと言えば聞こえはいいが、時が止まったかのような鍼灸院を入ると、マスクから長い髭がはみ出ている仙人のような70歳くらいと思しき先生だった。主訴を伝えて横になると、ささっと触って「ここだね」と鍼をさす。「ああ、いるね、ここだよね、これやっちゃうからね」と私にというより奥のコリに声をかけ、ずぅんと響くその先の何かに鍼がタッチしたかと思うと、ふっと奥の塊が取れて力が抜ける。首の付け根から腰の辺りまで、およそ10本の鍼を同じように刺し、わずか10分で治療終了。水が溜まってるような体の滞りが取れて荷物を下ろしたような感覚。お会計を済ませて自転車に乗ると漕ぐ足が軽くなっていて、俄然「ちゃんとした食欲」（疲れたときにやりがちなパンやお菓子の暴食ではなく、栄養のある美味しいものが食べたい、という健全な食欲）が湧いてきた。自転車に乗ってちょっと遠出し、行ってみたかった台湾料理屋さんで早めのランチ、ルーロー飯をキメた。美味しい…！体が整い、食欲と気力が戻ってくる、そんなことが幸せなんだよなぁ…としみじみ。自分の体が戻ってきた感覚にホッとしつつ、うちのチビ助が帰ってくるまでの束の間、ゆっくりします。休日、これでよし。 #台湾料理」4月17日 12時09分