職人.comさんのインスタグラム写真 - (職人.comInstagram)「【変わるヘアケア・変わらないヘアケア】  身だしなみを整える際、髪の毛のお手入れは欠かせないものです。その変遷はどのようなものだったのでしょうか。日本で髪を洗う頻度が高くなり始めたのは戦後のことで、過去にさかのぼるほどその頻度は少ないものでした。日本髪が結われていた時代は月に1度程度が一般的で、さらに平安時代は年に1度だったといわれています。  平安時代の女性の髪型の主流は、背丈ほどもある長い髪を垂らした「垂髪」でした。シャンプーなどがない時代、洗髪料には「ゆする」と呼ばれる米のとぎ汁が使用されていましたが、洗髪は大変手間がかかるため、宮中の女中には2日間の「洗髪休暇」があったほどでした。普段の手入れでは「ゆする」をつけて潤いを与えながら髪をとかし、臭い消しに香をたき、眠る際は枕元に置いた箱に髪を巻くようにして入れました。  江戸時代になると洗髪は身近なものになり、庶民でも月1回は洗うようになりました。日本髪を結った女性も、家の縁側や井戸端、銭湯での入浴時などに髪を洗っており、江戸の生活を描いた浮世絵からもそのお手入れ方法を見ることができます。当時の洗髪料には、ふのりや小麦粉が用いられ、江戸時代に出版された美容書『都風俗化粧伝』でも紹介されています。しかし、宮中の女中や京阪の女性はそれほど髪を洗っていたわけではなく、地域によって差があり、髪を洗わない女性は、やはり櫛でとかして汚れを落とし、その後に匂油(においあぶら)をつけていました。  大正から昭和初期にかけて、粉石けんなどを配合した髪洗い粉が流通するようになり、1930年代に固形のシャンプーが発売され、内風呂の普及とともにシャンプーが一般化していきました。1960年ごろに花王から発売されたシャンプーのキャッチコピーは「5日に1度はシャンプーを」。その後、徐々に頻度が増え、1990年代には毎日の洗髪が定着しました。  洗髪の頻度や洗髪料が時代によって変わっていく中でも、櫛やブラシでとかすことはどの時代でも変わらず行われており、その大切さをうかがうことができます。かなや刷子のヘアブラシは、猪毛と豚毛の混合毛による程よい固さで、普段のヘアケアから地肌のマッサージまでお使いいただくことができます。ブラッシングすることで髪にツヤが生まれ、頭皮の血行を促進します。日頃のヘアケアに取り入れれば、健康で美しい髪の毛を育む良き相棒になることでしょう。  かなや刷子 ヘアブラシ https://www.shokunin.com/jp/kanaya/hair.html  参考資料 https://www.kao.com/jp/haircare/history/14-1/ https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/culture/cosmehistory/026.html https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%9E%82%E9%AB%AA  @shokunincom  #職人ドットコム #かなや刷子 #ヘアブラシ #ヘアケア #ヘアケアの歴史 #日本髪 #匂油 #においあぶら #都風俗化粧伝 #美容書 #ゆする #垂髪 #洗髪休暇」7月4日 17時02分 - shokunincom

職人.comのインスタグラム(shokunincom) - 7月4日 17時02分


【変わるヘアケア・変わらないヘアケア】

身だしなみを整える際、髪の毛のお手入れは欠かせないものです。その変遷はどのようなものだったのでしょうか。日本で髪を洗う頻度が高くなり始めたのは戦後のことで、過去にさかのぼるほどその頻度は少ないものでした。日本髪が結われていた時代は月に1度程度が一般的で、さらに平安時代は年に1度だったといわれています。

平安時代の女性の髪型の主流は、背丈ほどもある長い髪を垂らした「垂髪」でした。シャンプーなどがない時代、洗髪料には「ゆする」と呼ばれる米のとぎ汁が使用されていましたが、洗髪は大変手間がかかるため、宮中の女中には2日間の「洗髪休暇」があったほどでした。普段の手入れでは「ゆする」をつけて潤いを与えながら髪をとかし、臭い消しに香をたき、眠る際は枕元に置いた箱に髪を巻くようにして入れました。

江戸時代になると洗髪は身近なものになり、庶民でも月1回は洗うようになりました。日本髪を結った女性も、家の縁側や井戸端、銭湯での入浴時などに髪を洗っており、江戸の生活を描いた浮世絵からもそのお手入れ方法を見ることができます。当時の洗髪料には、ふのりや小麦粉が用いられ、江戸時代に出版された美容書『都風俗化粧伝』でも紹介されています。しかし、宮中の女中や京阪の女性はそれほど髪を洗っていたわけではなく、地域によって差があり、髪を洗わない女性は、やはり櫛でとかして汚れを落とし、その後に匂油(においあぶら)をつけていました。

大正から昭和初期にかけて、粉石けんなどを配合した髪洗い粉が流通するようになり、1930年代に固形のシャンプーが発売され、内風呂の普及とともにシャンプーが一般化していきました。1960年ごろに花王から発売されたシャンプーのキャッチコピーは「5日に1度はシャンプーを」。その後、徐々に頻度が増え、1990年代には毎日の洗髪が定着しました。

洗髪の頻度や洗髪料が時代によって変わっていく中でも、櫛やブラシでとかすことはどの時代でも変わらず行われており、その大切さをうかがうことができます。かなや刷子のヘアブラシは、猪毛と豚毛の混合毛による程よい固さで、普段のヘアケアから地肌のマッサージまでお使いいただくことができます。ブラッシングすることで髪にツヤが生まれ、頭皮の血行を促進します。日頃のヘアケアに取り入れれば、健康で美しい髪の毛を育む良き相棒になることでしょう。

かなや刷子 ヘアブラシ
https://www.shokunin.com/jp/kanaya/hair.html

参考資料
https://www.kao.com/jp/haircare/history/14-1/
https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/culture/cosmehistory/026.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%9E%82%E9%AB%AA

@職人.com

#職人ドットコム #かなや刷子 #ヘアブラシ #ヘアケア #ヘアケアの歴史 #日本髪 #匂油 #においあぶら #都風俗化粧伝 #美容書 #ゆする #垂髪 #洗髪休暇


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

105

0

2023/7/4

職人.comを見た方におすすめの有名人

IT・通信のおすすめグループ