東紗友美のインスタグラム(higashisayumi) - 7月5日 22時16分


エリザベート1878(8/25公開)

宝塚歌劇団のエリザベート、劇中に出てくる楽曲はほぼ歌えるし、何度も味わい深く鑑賞ささていただいている、大好きな演目です。
カラオケでも#私だけに #闇が広がる 何度も歌ってきました🎙️(友達はびっくりする笑)

エリザ好きには外せない作品がこの夏公開🎥
#エリザベート1878 です。

19世紀後半、ハプスブルク家において実質最後の皇帝となったフランツ・ヨーゼフ一世の皇后、エリザベート。
ハプスブルク家は主にオーストリア皇帝、神聖ローマ皇帝としてヨーロッパに君臨していた一族ですね。
約650年にわたるハプスブルク家の歴史は、ヨーロッパの歴史を形作ったようなものなんですよね。

舞台版では、彼女の長い長い人生すべてを描きますがが、今回の映画ではヨーロッパ宮廷ナンバーワンの美貌と称されたエリザベートの40歳の1年間(1878年)にスポットを当てます。
美しさというものさしのみで存在価値を測られてきた彼女を新たに大胆な解釈で描き直します。

エリザベートの物語のイメージは
彼女の印象は、私にとってはおてんばで自由だった美しい少女が、一転して、宮殿に行き、人生の牢屋に閉じ込められてしまう。そこから甘美なる死の世界に生涯に渡り、魅せられていってしまう。

そんな状況下でも彼女は強く生きたけど、やっぱりどこか少しかわいそう(言葉選び難しい...)なイメージを持ってもいました。
そして、同時にその生涯を通して、やはり謎に満ちた女性という印象を持っていました。

でも、この映画ではある1年にフォーカスしてるんです。だからより彼女にクロージングしていたのがよかった!!!
短期間に集中しているほうが気づけることがあるというか、、、。

知らない一面が、知らないエリザベートがここにいました。
こんなふうに彼女が生きていてくれたらうれしい。ある意味、願っていた姿でもありました。

宝塚や東宝など舞台版のエリザベートを知っているとトート閣下の不在はどうしても気になってしまっていたけれど、実際に映画を観てみるとむしろ閣下の不在により、彼女の芯の強い部分が際立つのが良い。
また舞台エリザベートでは物語の語り手のルキーニの狂言回しも魅力的ですが、彼女のこの一年を描くにあたりシシィ本人に集中できました。(ルキーニに出くわす前の時代だから当然なのですがそれが物足りなくなかったです👍)

なんだかですね、エリザベートがとにかく、とても人間らしいんですよね。
このシシィならめっちゃ仲良くなれる!的な。笑

細い細いウエストは「自分を追い込み過ぎている」とこれまで時にかわいそうに思えてしまっていたけど、どちらかといえば美に対して前向きにストイックなイメージとして受け取れました。
女性達が美しさに対する基準は変わらず今も苦しめられていることが事実ですが、それに対してこのエリザベートは好戦的に捉えているというか。

そしてエリザベートはこの映画でも人生に葛藤していますが''どうしても宿命から逃れられなかった女性、
生涯を通して心の檻から出ることができなかった女性''ではなく、
この作品の中のエリザベート皇太子妃は、むしろ抑圧をエネルギーにするかのように、溌剌としていたのが良かった。

自然豊かなドイツで育っていた頃のシシィと誰からも呼ばれていた頃に、出会えた気がしたした。この映画と出会うことでまた舞台版のエリザベートもこれまでとは異なる見方ができる気がする。

エリザベート。
人生を通して大好きな作品を、
また豊かに見れるきっかけでした。

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2023/7/5

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