住吉美紀さんのインスタグラム写真 - (住吉美紀Instagram)「大好きな #斉藤由貴さんが出演しているということで『奏劇vol3 #メトロノームデュエット』を観劇。期待以上に深く、面白く、共感。ドンピシャ好みで、今年観た舞台で３本の指、いや、もしや今のとこ１位かも！先日、由貴さんが #BlueOcean にいらしたとき「朗読劇だけと関係のない動きがある、生演奏があるけれどそれもただのBGMではない」とおっしゃっていてそれが一体どんな感じか想像がつかなかったのだが、拝見して納得。聴覚的効果と視覚的効果がない混ぜになって観るものの心が動く作品。原作は、生演奏で出演もされている #岩代太郎さん。音楽大学教授や精神科医が出てきてテーマは「音楽と心」（ネタバレしないようにざっくり）。私は音楽が本当に本当に好きだから特にテーマが響いたのかもしれない。「音楽には支配力がある」というような台詞がありその瞬間、心の中で「わかるぅ！！」と叫んでしまった。まるで飛行機に乗っている時のエアポケットのようにズン！と一段階深く気持ちが惹き込まれた。というのも、私も音楽によって、やる気が出たり出なかったりの差が激しく、今年は特に「この猛暑を乗り切るのに本当に音楽に背中を押してもらっている」いう実感があり、日常で「音楽に支配されている」自覚がある。さらに、劇中で提示される「違うテンポで生きている他人同士が、　同じリズムで音楽を奏でるというのは、　“強制的なユニゾン”を作っていることである」という視点に、わ〜〜〜〜なるほど！と膝を打ってしまった。共に演奏したり歌ったりの音楽って、やっぱりすごいことなんだと、またもう一段惹き込まれ、もはや興奮していた。劇中の生演奏も、台詞のように聞こえてくる、舞台ならではの贅沢さ。由貴さんも、由貴さんならではの、めっちゃくちゃ説得力のある役なのだ。由貴ちゃんファンとしても大、大、大満足の75分だった。もう一回観たいくらい、好きな作品に出会えて、うれしい。東京であと３公演、あります。おすすめです！」7月30日 20時38分