journaleatripのインスタグラム(eatripjournal) - 9月2日 10時46分

vegetable pie

久しぶりに野菜パイを焼く。
このパイにはちょっとした私の原点のような話がある

私がロンドンに少しばかり住んでたのは1998年あたり。自分で貯めたお金で
料理学校に通う！といったものの💷が高いロンドンでは生粋のイギリス人家族の元でホームステイをし
犬の散歩のバイトもしつつ、1日のうちの一食は🍎一つをかじっていた。
そんな中でもコンラン系のレストランが次々とオープンしたりriver cafeが話題となったり
"美味しくないイギリス料理"
の代名詞は払拭しつつある変換期でもあった。
そんな中で家と料理学校の近くにあった　レストラン"Clarke's"は1番通ったお店、とはいえレストランにはなかなか行けなかったので隣のお惣菜やさんとペイストリーで目移りしながら目をキランキランさせて購入しては公園にいって食べていた。
その中でも虜になったのが野菜のパイ。
正直それまで野菜がそこまで好きでなかった私が野菜の美味しさに目覚めたのもロンドン滞在の時。　
その後くるくる時代は流れここ10年ちょっとはアメリカ、カリフォルニアにある
レストランchez panisseとご縁ができ現在までその交流は薄れる事なく続いているのですが
chez panisseの名物の一つが季節のパイ。
レストランeatripのオープニングでもその当時のペイストリートシェフのスーチンが駆けつけてくれてパイの講習会やら🥧をたくさん作ってくれた。
こうして人生の料理の転機
イギリスでもアメリカでも1番の想い出の一品はパイ。

そして最近知ったのは
Clarke'sのオーナーと
chez panniseのオーナー　アリスは大親友で尊敬し合ってる間という。
なんてこった、自分の感覚で切り開いた道は実は作られていたのかとかってに吃驚した。
けれども好きの感覚がつながるのは自然な事とも納得。

つい長い話し。
🇬🇧🇺🇸

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