偕成社のインスタグラム(kaiseisha_pr) - 9月11日 12時00分
【今週のおすすめ】実在の人物も多数登場!明治時代✕あやかしミステリー
文明開化の東京・上野周辺を舞台に、ミステリアスな怪異を描く長編シリーズ第1作『博物館の少女–––怪異研究事始め』(富安陽子 著)。
好評いただいた本作、今月19日には待望の第2巻が刊行されます!
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ときは明治16年。相次いで両親を亡くした大阪の古物商の娘・花岡イカルは、母の遠い親戚を頼って、文明開化の東京にひとり、上京します。
ある日、やはり親縁にあたる河鍋暁斎の娘・トヨの用事で、イカルは上野の博物館を訪れることになります。博物館に並んだ一級の品々にたちまち魅せられたイカル。館長と言葉をかわすうちに、思わず所蔵品の収集者である、町田久成(博物館の創設者)の弟子になりたい、という思いを館長に伝えていました。
古物商の娘として培った、イカルの確かな「目利きの才」を認めた館長は、東京を離れている町田に師事する代わりに、博物館で怪異研究をしている織田賢司(=通称トノサマ)の手伝いをするよう、イカルに言い渡したのでした。
思わぬ運命で、博物館で働くことになったイカル。最初の仕事は、古蔵にある品物の整理でした。ところが、目録と蔵の品の照合を終えた後、黒手匣(くろてばこ)という品物だけが何者かによって持ち去られたことが発覚します。いったい誰が、何の目的で盗んだのでしょうか? 隠れキリシタンゆかりの品とも噂される、この匣に隠された秘密とは?
イカルとトノサマ、そしてトノサマの奉公人のアキラは、深まる謎に迫ることに。若くして名品の価値をぴたりとあてるイカルの目利きの才が、事件解決の鍵となります。
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2023/9/11