ブルータスのインスタグラム(brutusmag) - 10月22日 18時00分

「光景を“肯定“して撮る」

俳優・仲野太賀は、「これまでに人の写真をたくさん撮ってきたのに矛盾しているんですけれど」と前置きしながら「僕自身は撮影されるのがあまり得意じゃなかったんです」と告白した。

13歳で役者の仕事を始めるよりも早く、自分のカメラを手に入れたという仲野。撮影者と被写体、両方の気持ちがわかるようになった今、彼にとって写真を撮ることは「肯定する行為」だという。

「“今撮られたくないな“とか逆に“今撮ってほしいな“というのを実感しているからこそ、自分が撮影する時には相手が受け入れてくれる時にシャッターを切りたいんです。それは相手が取り繕っているところしか撮れないということかもしれないし、何かを暴くようなセンセーショナルな写真にはならないかもしれないけれど、その方が相手が喜んでくれる写真が撮れていると思うから」

発売中のBRUTUSは「写真はもっと楽しい。」
@ブルータス

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