小山田大のインスタグラム(dai_koyamada) - 10月28日 00時30分


I was able to complete the project last night.
I think the grade is probably around V14. I'm glad that a wonderful problem was born. I'm also happy to be able to move on to the next project.
It was named "Batto".

昨日、開拓中のエリアでトライを重ねていたプロジェクトを完成させた。
115度程に被った壁は下部に核心が集中していて、一見すると一部分ブランクに見える。
何とかなるかなと始めたトライ初日は、やはりブランクの部分が解決出来ず諦めかけたのだが、左手に僅かに持てるピンチ状のホールドを発見した。
そのホールドがキーとなり、可能なラインとなったのだが、そのキーホールドに最後まで苦しめられる事となった。
核心のムーブは僅か3手、左手の持てないピンチから持てないスプーンカット状のポケットを取り、ポジションが出来たらノーモーションで飛び出してガバカチのガストンを止める。

とにかく、キーとなる左手のピンチは悪い。
持てる時と持てない時の差異が解らない、思い付く限りの方法を試し、グリップを上げようとしたが良く解らず。
恐らく、ホールドの表面に露出している微小な結晶が指の皮膚のどの位置に刺さるのか、どれくらいの深さで刺さるのか等で持てる持てないが左右されるのだろうが、そんな事は登りながらはコントロール出来ない。
結局、確率の問題だろうなとひたすらトライした。
そして繋げ開始から4日目の昨晩、粘って気温が一桁になった頃に、何回目のトライかは解らないが、左手のピンチが持て、ポケットも止まり、ランジに成功して、恐ろしい上部もこなし、登り切れた。
キーとなった左手のピンチは自分のクライミング史上で最も持ち難いと感じたホールドの一つだったかもしれない。
色々な意味で学びがあった課題であった。

課題名は「抜刀」グレードは五段−V14くらいではないかと思う。

ホールドの持ち感、配置、ライン共に素晴らしい課題が誕生した。


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2023/10/28

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