浜崎貴司さんのインスタグラム写真 - (浜崎貴司Instagram)「いよいよ明日、弾き語りツアー200回目の渋谷公演です。 200回公演の中で最大の事件と言えば、やはり私が京都で、中年男性に下着を盗まれた事件でしょうね・・。それについては何度も話しましたが、改めて明日また・・。いや、もういいか・・。もうひとつ記憶に残っているのは、 2014年の夏に青森、秋田、宮城、山形、福島を回った時のことですね。スケジュールは以下でした。 8/16青森、8/17秋田、8/18移動日、8/19仙台、8/20山形、8/21移動日、8/22いわき。 7日間で5公演というハードスケジュールでした。当時私は49歳。弾き語りツアーも始まって3年目でしたので、無我夢中でした。で、東北シリーズの最終日、福島県いわき市でのライブの際、声がちゃんと出なくなってしまったのです。歌と、タバコと、連日の酒で、声帯が炎症を起こしてしまったのでした。その後東京に戻り病院で検査したら、お医者さんに、「今後プロとして唄い続けるのなら、タバコはやめたほうがいい」と言われました。で、その日からタバコをやめたのです。なぜか簡単にやめられました。やめて数年はちょっと歌や創作に違和感がありましたが、今ではまったく問題を感じません。それ以降、アディクションと呼ばれる「嗜癖(しへき)」について考えるようになりました。嗜癖とは、有害と分かりつつも続けてしまう脳障害のことで、簡単に言えば様々な依存症のとこです。最近では、毎日飲んでいた酒もコントロールしてみると、こちらも意思で飲まない日がつくれるようになりました。今では1週間くらいは普通に飲まずに過ごすことが出来ます。コーヒーは相変わらず飲みますが、ノンカフェインにしてみたり、麦茶に変えてみたりしていたら、量を減らすことが出来ました。ただ何かを減らすと別のものが増えたりします。タバコをやめたらお菓子が前より好きになりました。次は砂糖の嗜癖。脳は常にハマるものを探しています。最近話題になっているホスト通いの女性達の一件も、そんな嗜癖のひとつかもしれません。人はなぜか羽目を外したがります。日常からずれた夢を見たがっています。私の嗜癖から逃れようとする行為は、夢から正気に戻す作業に近いのですが、私の日常はどこか夢みたいなものなので、逆に正気を保たないと、身が持たないということかもしれません。そう、旅先で男に下着を盗まれる人生ですから・・。写真は昨日出来上がった弾き語りツアー200公演記念のポストカード。明日来場者の皆さんにプレゼントします！浜崎貴司弾き語りツアー "LIFE WORKS LIVE ～ Since2011/終わりなきひとり旅” sono200　〜気がつきゃ二百宴（にひゃくうたげ）〜 supported by CLOSET PARTY ★スペシャルゲスト近藤康平（LIVE PAINTING） ■日程： 2023年11月 26日（日） ■会場：東京　渋谷JZ Brat ■時間：開場17:00　開演18:00 チケット発売中 #終わりなきひとり旅 #嗜癖 #アディクション #addiction」11月25日 8時40分