【家糸いえいとプロジェクト】 約100年もの間、この場所でずっと家族を守ってきてくれた祖父母の家が 春に祖母が他界したことで、ついに私たちのものでなくなる日がやってきました。 できることなら、風船をつけて家を飛ばしてあげたかったけど、 力及ばず、最終日を迎えました。 何ができるか試行錯誤する中で、物とストーリーを紡いでいくことにしました。 この家で過ごした時間、祖父母が教えてくれたこと、季節の楽しみ方、それを様々な形で後世に伝えていくこと。 そして、ほんの少しだけでも家の建具の一部を新しい暮らしの中に取り入れて行くこと。 形はなくなって糸のように細くなっても、そんな風に紡いでいくことができれば…ということで、 悲しいだけだったこの日を「家糸いえいとプロジェクト」と名付け、 お別れでもあるけど、新しい物語のスタートとして考えることにしました。 そこで今日は、急遽一般見学会を企画。 リノベーション事業を手掛けるリビタさんに 全面的にご協力いただき、 これまでずっとしたくてもできなかったことが実現できました。 リビタさんの会員の皆さんは、とても建築に詳しくて、私は4番目の孫として家のリビングでトークショーをさせていただきましたが、 きっと、この場所にこんな家があった、ということを 後世に語り継いでいってくださるに違いない。と思いました。 私も、本当は数えきれないくらい、この場所に居てほしいと思う方々がいましたが、 今回は、こちら側では特に告知することはせず、身内のみを招待させていただきました。 今回家がなくなるのを目前に控え、唯一わかったこと、 そもそも私が「何かを残したい…」と思った1番大きな理由は、 この家に土地としての価値や文化的な事情があるからなんかじゃなくて、 かけがえのない大切な人達と過ごした時間があるからでした。 この家のお気に入りの場所を、といわれても、すべての扉のむこうが秘密基地で、すべての窓に沢山の想い出とストーリーがあって、語り尽くすことはできません。 きっとこれは、私だけではなく、祖父母を始め、叔父や叔母、イトコ、すべての親戚が同じようにこの家に自分だけの物語を持っているはずです。 外で疲れて戻ってきて、夜眠る場所が家。といえばそれもそうですが、四季や様々な人生のイベントを通して、家族と、自分の物語を紡いでいくのが家であってほしいと思います。この家は今日を最後に私たちの場所ではなくなりますが、今後も、みんなで集まる場所をつくって、物語を終わらせることなく暮らしていくのが、残された私たちの使命だと感じます。 私はこの家の4番目の孫として、しっかり糸の一部を紡いでいきます。 皆様にも、糸の一部を担っていただき、一緒に家糸図をつくっていただければ何より嬉しいです。 今日ご参加頂いた沢山のみなさま、この企画を一緒につくってくださったリビタの皆様、そして、この家を気にかけてくださった多くの皆様、本当にありがとうございました。 お客様をおもてなしするのが大好きだった祖母が、きっと天国で喜んでいます。#家糸いえいとプロジェクト #家糸 #ありがとうばーば #古い家

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村上萌のインスタグラム(moemurakami_) - 12月18日 01時49分


【家糸いえいとプロジェクト】

約100年もの間、この場所でずっと家族を守ってきてくれた祖父母の家が
春に祖母が他界したことで、ついに私たちのものでなくなる日がやってきました。
できることなら、風船をつけて家を飛ばしてあげたかったけど、
力及ばず、最終日を迎えました。
何ができるか試行錯誤する中で、物とストーリーを紡いでいくことにしました。
この家で過ごした時間、祖父母が教えてくれたこと、季節の楽しみ方、それを様々な形で後世に伝えていくこと。
そして、ほんの少しだけでも家の建具の一部を新しい暮らしの中に取り入れて行くこと。
形はなくなって糸のように細くなっても、そんな風に紡いでいくことができれば…ということで、
悲しいだけだったこの日を「家糸いえいとプロジェクト」と名付け、
お別れでもあるけど、新しい物語のスタートとして考えることにしました。
そこで今日は、急遽一般見学会を企画。
リノベーション事業を手掛けるリビタさんに
全面的にご協力いただき、
これまでずっとしたくてもできなかったことが実現できました。
リビタさんの会員の皆さんは、とても建築に詳しくて、私は4番目の孫として家のリビングでトークショーをさせていただきましたが、
きっと、この場所にこんな家があった、ということを
後世に語り継いでいってくださるに違いない。と思いました。
私も、本当は数えきれないくらい、この場所に居てほしいと思う方々がいましたが、
今回は、こちら側では特に告知することはせず、身内のみを招待させていただきました。
今回家がなくなるのを目前に控え、唯一わかったこと、
そもそも私が「何かを残したい…」と思った1番大きな理由は、
この家に土地としての価値や文化的な事情があるからなんかじゃなくて、
かけがえのない大切な人達と過ごした時間があるからでした。
この家のお気に入りの場所を、といわれても、すべての扉のむこうが秘密基地で、すべての窓に沢山の想い出とストーリーがあって、語り尽くすことはできません。
きっとこれは、私だけではなく、祖父母を始め、叔父や叔母、イトコ、すべての親戚が同じようにこの家に自分だけの物語を持っているはずです。
外で疲れて戻ってきて、夜眠る場所が家。といえばそれもそうですが、四季や様々な人生のイベントを通して、家族と、自分の物語を紡いでいくのが家であってほしいと思います。この家は今日を最後に私たちの場所ではなくなりますが、今後も、みんなで集まる場所をつくって、物語を終わらせることなく暮らしていくのが、残された私たちの使命だと感じます。
私はこの家の4番目の孫として、しっかり糸の一部を紡いでいきます。
皆様にも、糸の一部を担っていただき、一緒に家糸図をつくっていただければ何より嬉しいです。
今日ご参加頂いた沢山のみなさま、この企画を一緒につくってくださったリビタの皆様、そして、この家を気にかけてくださった多くの皆様、本当にありがとうございました。
お客様をおもてなしするのが大好きだった祖母が、きっと天国で喜んでいます。#家糸いえいとプロジェクト #家糸 #ありがとうばーば #古い家


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2014/12/18

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