蓮沼千紘のインスタグラム(knitchihiro) - 9月16日 15時25分

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私が大切にしたいことはなにか、
お店が大切にしたいことは何か。
お互いがお互いの大切にしたいものを大切にしたいと思い合えるか。

an/eddyの作品を常設いただいている中目黒のUN CINQ 、オーナーのみかほちゃんと朝から会っていろんな話をした。
私は個人店舗にとってはやはりその個人の生活とお店は地続きだと思う。

ブランドはお店に任せっきりにしてはいけないしお店もブランドに任せっきりにしてはいけない。
足りないところを補いながらもそれぞれの責任が何かを考える。
SNSの発達によりお客様が自分で情報を得られる中売り場のあり方はどうしていくのか。
画面上で何もかもを決めてしまわず、足を運んでもらって実物と出会ってもらうにはどうしたらいいのか。
どこまで説明的にしてどこまで閉じるのか。
情報の拡散と劣化のスピードは比例しているんだってこと何年も前から思っていたことだった。
物流のスピードもそう、店頭に出していかに早くはければいいとかそういうことじゃない。
"人気"ってなんだ。
私は作品を取り扱っていただく実店舗はこの先もずっと存在してほしいと思う。
物さえ買えればいいようなそんな時代になって欲しくない。
お客様と作品を最後につなぐのは売り場であり販売スタッフの皆さんだと思う。
その時を売り場にもお客様にも大事に過ごして欲しいと思う。

自分の想いや考えを伝えることは一方的になってしまいがちだけど相手が正直に状況や想いを返してくれた時その上でこれからどうしていくのか一緒に模索できることは尊いと思う。

自分が大事にしたいことを相手が大事にしたいと思ってくれるか、
相手の大事にしたいことを私も大事にしたいと思えるか。

これからも何度だって確認してその都度最善を一緒に見つけて速くなくていいから大きくなくていいから年月をかけて築いていきたい。作っていきたい。

いろんな売り場でいろんなことを思ってきた数ヶ月。
ハゲができたりもして苦痛に感じることもあった。
そんな中で自分がこれからどんなお店と一緒に生きていきたいかハッキリしたと思ったし来年からの製作と販売の仕方の目安も見えた。

みかほちゃんありがとーう！

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