ONE MEDIAのインスタグラム(onemediajp) - 3月13日 18時52分
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「生きることを辞めているも同然」
ファッションって、結局のところ何なんだろう??きっと、答えを見出せる人なんていない。だとしても、ファッションの持つ可能性を信じたい。きっとファッションが、人を、世界を明るくしてくれるから。
今回はそんな、ファッションの根底にあるものを探る特別企画?
それでは見ていこう!?
「ファッションの持つ可能性 vol.1 丸山敬太」
今回インタビューした敬太さん (@丸山敬太)は、言わずと知れた「KEITA MARUYAMA」のデザイナー。パリコレにも参加した彼は、ファッションを語る上で絶対に外せない大先輩だ?
まず、敬太さんにとってファッションとは?
「自分の気分を上げてくれるもの。単純に着たい服を着て、それだけで楽しいから。服には用を足すものと心を満たすものがあると思ってるんだけど、それぞれ正解だと思う。僕は服を作る時は晴れの日をイメージしているんだけれど、楽しい感情にファッションが寄り添って欲しいと思うから。そうやって心を満たしてくれるものだね」
でも、好きな服をがわからないっていう人は案外多い気がする。それを話すと、心に刺さる答えが返ってきた。
「それ多いよね。服に限らず、食べたいものがわからない、行きたいところがわからないって。それって生きることをやめてしまっているも同然だし、この国の抱える大きな病だよね。世界を見れば、もっと少ない選択肢の中で生き生きしている人たちがいっぱいいるのにさ。
生きる上で衣食住ってすごく大事で、ファッションももちろんそこに入っているわけよ。だから、生きる上でファッションは可能性を持っているわけ。闇な部分を解決してくれるから」
僕は幸い、自分の意思で服を選んでいる。それなのに、服の持つそんな可能性を蔑ろにしていたような気がして、はっとした。
「まず自分をおしゃれなんて思っていないからね。センスはいいと思うけれど。」
おしゃれとセンスがいい。どう違うんだろう???♂️
「例えば湯飲み。僕はこの湯飲みが可愛いと思うし、こうやって飾ったらいいんじゃないかって思って買ったのね。そこまでは読めている。これはセンス。僕が思うおしゃれな人はそうじゃない。こういうお茶をこういう器で、こう美味しく飲みたいから、買おうってなる。
この境地に至るのは死ぬまで無理なんじゃないかな」
2つの違いを考えたことがなかったから、すごく新鮮だった。僕も敬太さん派だな、逆算なんてできないや。
ないものねだりな気もするけれど。
最後に、敬太さんだから答えられると思って用意した大きな質問を聞いてみた。
もし、ファッションが人の闇に光をさすことができるなら、それはどんな問題に対してなのだろうか?
「少しの自信をその人に与えることができると思う。
自分もそういう経験があるし、そう感じてもらうためにデザインしてるからね。もしその服が高くて、他のもので妥協するのもいいのだけれど、高いなりの理由が必ずあるんだよね。そういうことをわかる人間でいたいと僕も思ってる。一回袖を通しに試着するだけでも自信はつくはず。何も感じないなら、それはデザイナーの負けだね。いい服を着て、気持ちも上がって、自信がつくんじゃないかな。
着たい服が似合わないって、モデルが着ている写真を見ながらいう人がいるけれど、逆にモデルはその人のように着れないんだから。」
ファッションの可能性は凄まじいんだって、当たり前だけど改めて感じたな。どんな服も、自分が着ればオンリーワンのスタイルだし、もっと楽しんでいいんだって、安心もした。
みんなは、ファッションに救われたりして、可能性や力を感じたことってある?
もしあればコメントで教えてね!カズマが責任もって返信します!???
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2019/3/13