松岡みやびさんのインスタグラム写真 - (松岡みやびInstagram)「#自己表現と他者治癒② 〜3つの自分  心理学では、私たち人間の中には誰しも3つの自分が存在するという考え方がある。 「頭の自分」は、普段表に出て考えたり悩んだりしている素の自分。 「役割の自分」は、環境や職業に適応するために作り出した仮面の自分。 「心の自分」は、ありのままの自分自身の直感と感性。  頭の考えは、すべて他者の価値観や世間の常識をベースに起こってくるものなので、自分自身のものではない。  この三者が分裂している人は、 生き辛さを感じて病気になる。  分裂する原因は、 つまり本来の自分の感覚と、 親やパートナーの価値観の不一致。 あるいは 本来の自分の能力と、 職業が求める理想像の不一致である。  私は、音楽にもこの理論を当てはめて、 3つの演奏スタイルを提案している。  趣味の生徒さんが楽器を習う場合、楽譜を読んで指使いを習ったり、音符を間違えないように気をつけるのでは無いだろうか。  この作業は「頭の自分」が行なっていて、 意識で考えながら音楽をやっている。 これだけでも曲が弾けるようになれば楽しめるのだが「素人弾き」の域を出ない。  発表会のように大勢のお客様の前で弾く場合に、頭の自分でステージに立つと楽譜どおりに弾くことに気を取られ、緊張して指が震えたりミスしてしまう。  ゾーンに入って作品の世界観に集中するためには、頭の雑念を消さなくてはいけないのであり、それには頭の自分だけではダメなのだ。  そこで、音大やコンクールで賞を獲得し、プロフェッショナルになるための演奏スタイルとして業界で定番になっているのが「役割の自分」が奏でる「女王弾き」である。  芸術とはフラストレーション(欲求不満)の爆発であるべきだ!という考え方だ。  怒りや不満が溜まれば溜まるほど、「今に見てろよ!」という悔しさで1日8時間もの過酷な練習に励める。  並々ならぬ努力を積み重ね、ステージでその苦しみを爆発させ、多くの観客の拍手喝采を浴びる瞬間は、それこそ最高のエクスタシィであり快感だ。  怒りはノルアドレナリン、ドーパミンなど麻薬のような快感ホルモンを分泌させるらしい。  その脳内麻薬によって、緊張も吹き飛び、自分の素晴らしさに酔って最高のパフォーマンスを生み出すことが出来る。  私も、女王弾きをしていた二十代の頃は、緊張した事が無かった。国際フォーラムで五千人の観客の前でソロを弾いたときも「次は武道館の1万人を満席にしてやる!」と意気込んでいたし、  世界一と賞賛されるウィーンフィルに伴奏してもらってモーツアルトのフルートとハープのための協奏曲を弾いたときも、「私のほうがウィーンフィルのハープ奏者より上手いのを思い知らせてやる!」と自信満々だったからステージは快感だった。  実際の実力がどうであろうと、そのくらい自信と野心が無ければ、一人で二時間ものソロリサイタルを毎月こなして、何百人、何千人のお客様の前に立ってお金を稼ぐなどという大それた仕事は出来ないと思う。  だから、私はプロフェッショナルになるための女王弾きも否定するつもりは無い。  けれど、ここで不一致が起こったのが悲劇であり、ミヤビメソード誕生の始まりでもあった…。 ハープ奏者として活躍していたのは、本来の私では無く、母と音大の先生方が作り上げた「役割の私」だった。  私はそれも本当の私だと思っていたのだけれど、人間の体というのは正直なもので、仮面の自分でいる時間が長年続くと病気になってしまう。  コンサート活動を休み…カウンセリングを受けて、母親の支配を切るワークをしていくうちに、役割の私はだんだん出て来なくなった。 →写真右下が役割の私(偽🦁脳)  そして、素の私に戻って、怒りや闘争心の無い、穏やかで楽しい生活をするようになった。 →写真右上が頭の私(シマウマ脳🦓) ✴︎ 頭の私がやりたい事は、 世界各国で修行してきたハープ技術を分析し、指や肩を傷めずに多彩な音色を作るミヤビメソードを体系化して後世に教材を残すことだった。  生徒さん達と一緒に、ほぼ毎日朝から晩までハープレッスンを通して技術追求しているのだが、全く飽きる事が無い。  頭の私は、オタク研究者気質で、ステージに立つのもテレビに出るのも嫌い。困った事に人前で目立ちたくないので…  ステージ演奏、テレビタレント、会社経営など普及活動のための営業の仕事は、眠っていた役割の自分をふたたび呼び起こすことになる。  こうして、都合のいい時だけ役割の自分にトラブル処理を押し付けたり、邪魔になった時だけ消したりしていると…役割の自分が怒って、頭の自分に意地悪をして攻撃してくるようになる。  役割の自分の怒りの揺れが、私の場合、目眩の症状となって現れている。  これは、全てのクライエントさんに当てはまる心理学では #解離 と呼ばれる現象だ。  リストカット、摂食障害、多重人格のような重い症状から、頭痛、腰痛、胃痛などの日常的な症状まで  ほとんどの病気は、役割の自分と頭の自分が葛藤するストレスから起こるのだ。  そこで私が開発したのが…  第3の自分「心の私」で 音楽を奏でる新しいスタイル  #フェアリー弾き  である。 →写真左が心の私 (続く) #松岡みやび #ミヤビメソード #ハープ」9月6日 23時46分 - miyabi_matsuoka

松岡みやびのインスタグラム(miyabi_matsuoka) - 9月6日 23時46分


#自己表現と他者治癒②
〜3つの自分

心理学では、私たち人間の中には誰しも3つの自分が存在するという考え方がある。 「頭の自分」は、普段表に出て考えたり悩んだりしている素の自分。 「役割の自分」は、環境や職業に適応するために作り出した仮面の自分。 「心の自分」は、ありのままの自分自身の直感と感性。

頭の考えは、すべて他者の価値観や世間の常識をベースに起こってくるものなので、自分自身のものではない。

この三者が分裂している人は、
生き辛さを感じて病気になる。

分裂する原因は、
つまり本来の自分の感覚と、
親やパートナーの価値観の不一致。
あるいは
本来の自分の能力と、
職業が求める理想像の不一致である。

私は、音楽にもこの理論を当てはめて、
3つの演奏スタイルを提案している。

趣味の生徒さんが楽器を習う場合、楽譜を読んで指使いを習ったり、音符を間違えないように気をつけるのでは無いだろうか。

この作業は「頭の自分」が行なっていて、
意識で考えながら音楽をやっている。
これだけでも曲が弾けるようになれば楽しめるのだが「素人弾き」の域を出ない。

発表会のように大勢のお客様の前で弾く場合に、頭の自分でステージに立つと楽譜どおりに弾くことに気を取られ、緊張して指が震えたりミスしてしまう。

ゾーンに入って作品の世界観に集中するためには、頭の雑念を消さなくてはいけないのであり、それには頭の自分だけではダメなのだ。

そこで、音大やコンクールで賞を獲得し、プロフェッショナルになるための演奏スタイルとして業界で定番になっているのが「役割の自分」が奏でる「女王弾き」である。

芸術とはフラストレーション(欲求不満)の爆発であるべきだ!という考え方だ。

怒りや不満が溜まれば溜まるほど、「今に見てろよ!」という悔しさで1日8時間もの過酷な練習に励める。

並々ならぬ努力を積み重ね、ステージでその苦しみを爆発させ、多くの観客の拍手喝采を浴びる瞬間は、それこそ最高のエクスタシィであり快感だ。

怒りはノルアドレナリン、ドーパミンなど麻薬のような快感ホルモンを分泌させるらしい。

その脳内麻薬によって、緊張も吹き飛び、自分の素晴らしさに酔って最高のパフォーマンスを生み出すことが出来る。

私も、女王弾きをしていた二十代の頃は、緊張した事が無かった。国際フォーラムで五千人の観客の前でソロを弾いたときも「次は武道館の1万人を満席にしてやる!」と意気込んでいたし、

世界一と賞賛されるウィーンフィルに伴奏してもらってモーツアルトのフルートとハープのための協奏曲を弾いたときも、「私のほうがウィーンフィルのハープ奏者より上手いのを思い知らせてやる!」と自信満々だったからステージは快感だった。

実際の実力がどうであろうと、そのくらい自信と野心が無ければ、一人で二時間ものソロリサイタルを毎月こなして、何百人、何千人のお客様の前に立ってお金を稼ぐなどという大それた仕事は出来ないと思う。

だから、私はプロフェッショナルになるための女王弾きも否定するつもりは無い。

けれど、ここで不一致が起こったのが悲劇であり、ミヤビメソード誕生の始まりでもあった…。 ハープ奏者として活躍していたのは、本来の私では無く、母と音大の先生方が作り上げた「役割の私」だった。

私はそれも本当の私だと思っていたのだけれど、人間の体というのは正直なもので、仮面の自分でいる時間が長年続くと病気になってしまう。

コンサート活動を休み…カウンセリングを受けて、母親の支配を切るワークをしていくうちに、役割の私はだんだん出て来なくなった。 →写真右下が役割の私(偽🦁脳)

そして、素の私に戻って、怒りや闘争心の無い、穏やかで楽しい生活をするようになった。 →写真右上が頭の私(シマウマ脳🦓) ✴︎
頭の私がやりたい事は、
世界各国で修行してきたハープ技術を分析し、指や肩を傷めずに多彩な音色を作るミヤビメソードを体系化して後世に教材を残すことだった。

生徒さん達と一緒に、ほぼ毎日朝から晩までハープレッスンを通して技術追求しているのだが、全く飽きる事が無い。

頭の私は、オタク研究者気質で、ステージに立つのもテレビに出るのも嫌い。困った事に人前で目立ちたくないので…

ステージ演奏、テレビタレント、会社経営など普及活動のための営業の仕事は、眠っていた役割の自分をふたたび呼び起こすことになる。

こうして、都合のいい時だけ役割の自分にトラブル処理を押し付けたり、邪魔になった時だけ消したりしていると…役割の自分が怒って、頭の自分に意地悪をして攻撃してくるようになる。

役割の自分の怒りの揺れが、私の場合、目眩の症状となって現れている。

これは、全てのクライエントさんに当てはまる心理学では #解離 と呼ばれる現象だ。

リストカット、摂食障害、多重人格のような重い症状から、頭痛、腰痛、胃痛などの日常的な症状まで

ほとんどの病気は、役割の自分と頭の自分が葛藤するストレスから起こるのだ。

そこで私が開発したのが…

第3の自分「心の私」で
音楽を奏でる新しいスタイル

#フェアリー弾き
である。 →写真左が心の私 (続く)
#松岡みやび #ミヤビメソード #ハープ


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2019/9/6

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