北爪健太のインスタグラム(kitazume_gtv) - 10月24日 00時05分

【台風対応で注目を浴びた群馬県建設業協会のTwitterを特集しました（長文になります）】
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22日のJUST6・eye8では、群馬県建設業協会のTwitterを特集でお伝えしました。私は、この特集の企画と編集を担当しました。

協会のTwitterは、今回の台風19号が県内を直撃した際、パトロールの様子を随時ツイートし、被害や河川の状況をリアルタイムで伝え、注目を浴びました。写真のグラフの通り、今回の一連のツイートにより、フォロワーと閲覧数が急上昇。それだけ、県民に必要な情報を発信し続けていた証拠だと思います。発災直後から、その情報発信力についてお話を伺いたいと思っていて、今回の特集の企画に至りました。全国の建設業協会を見ても、群馬独自のシステムだそうです。本当に素晴らしいと思います。

さて、私は台風の発災直後から被災地の取材を度々担当しています。富岡市や下仁田町など、土砂崩れや浸水被害の現場を取材させていただく度に、今回の被害の大きさを感じています。台風が直撃した12日当日も、Ｌ字といった速報字幕スーパーと報道部Twitterでの情報発信、土砂崩れの現地からのリポートを担当しました。当日の動きを振り返ると、正直、悔しさが残ります。「もっとリアルタイムで皆さんに必要な情報をお届けできたのではないか」と。

というのも、大学生として東京都内で生活していた2011年の東日本大震災・2014年の群馬での大雪の際、地元群馬の現状を知りたいと県内の各メディアのSNSをチェックした時に、どこもリアルタイムな情報を発信していませんでした。情報を求めている人がいるのに、発信できていないのは残念だと思いました。そんな中、今回の台風19号では担当の機会をいただきました。Twitterでもできる限り情報を発信しようと試みました。Ｌ字による情報も各部署で協力して約43時間にわたって発信し続けました。

でも「もっと効果的に情報が出せたのではないか」など省みる点は多いと思います。だからこそ、被災地取材では、お話いただける方にできる限り耳を傾けたい、それをニュースの中で伝えたいと考えています。「災害時に皆さんが必要としてくれる地元のテレビ局とは何か」。これからも考え続けていき、行動に移せるよう頑張りたいと思います。

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