ファイナンシャルアカデミー(公式) のインスタグラム(financial_academy) - 10月30日 17時04分
会社四季報を読みこなせ!優良銘柄を見極める重要指標10選
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会社四季報を読むのは難しい?
会社四季報は文字量・情報量が多いため、一見読むのは難しいと感じるかもしれません。しかし、掲載情報の体裁は整えられており一つ一つの情報はわかりやすくコンパクトにまとめられていますので、慣れてしまえば会社四季報を読むことは難しくありません。
まずはどこにどんな情報が記載されているか知ることと、各項目の意味を把握することが重要です。冒頭部分に会社四季報の読み方が記載されていますので、ぜひそちらを一度読むことをお勧めします。
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指標①営業利益
企業の本業での利益。売上から仕入れなどの売上原価をひいた売上総利益から販売にかかる費用、管理費用、人件費などをひいたものが営業利益となります。
指標②経常利益
経常利益は営業利益に支払利息や受取利息など企業活動に経常的に発生する収益・費用を加えたものです。
指標③PER
PERは株価が企業業績に対して割安か割高かを判断する指標。株価を1株当たり利益で割って計算します。現在の上場企業平均PERは15倍程度ですので、これを目安に判断しましょう。
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指標④株価チャート
過去の株価の動きを一目でわかるように表したもの。株価が上昇中なのか下落中なのかは最低でも確認しましょう。
指標⑤自己資本比率
企業の総資産に対して自己資本(純資産)がどの程度あるかを示した指標。自己資本比率が高いほど財務健全性が高く安全性の高い企業ということができます。
指標⑥有利子負債
利息の発生する負債のこと。銀行からの借入金などが該当します。有利子負債が多いと多額の利息返済により資金が圧迫されます。
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指標⑦営業キャッシュフロー・投資キャッシュフロー、財務キャッシュフロー
キャッシュフローとは、現金がどれだけ増減したかを表します。キャッシュフローがプラスであれば現金を得たということであり、キャッシュフローがマイナスであれば現金を失ったということです。
営業キャッシュフローは営業活動での現金収支、投資キャッシュフローは設備投資などの投資活動での現金収支、財務キャッシュフローは銀行借入などの財務活動での現金収支を示します。
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指標⑧ROE
自己資本に対してどれだけ純利益を出しているかを示した指標。%表示で表し、おおむね10%を超える企業は収益性の高い企業といえます。
指標⑨EPS
1株当たり利益のことです。企業価値が上がっているかどうかを確認できます。
指標⑩株主構成
会社四季報では大株主上位10位までの株主構成が記載されています。企業の代表が大株主なのか、関係企業が株主となっているのか、証券会社やヘッジファンドが株主となっているのかなどを確認することが可能です。
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2019/10/30