東京都庭園美術館のインスタグラム(teienartmuseum) - 11月29日 11時04分
館長の解説◎《饕餮文鼎(とうてつもんてい)》は商時代後期(紀元前13~11世紀)のものです。鼎(かなえ)はもともと何かを煮込む鍋ですが、祭器の要素もあり、饕餮文は魔除けの文様と言われます。それを知った金工作家の高村豊周は、饕餮文を幾何学文に変更して《鼎》を作りました。
3本足という完成されたフォルム、そして古代青銅器。つまり鼎は「完成された古典」なのです。それをもとに自分の作品を作ることは、容易いことではなかったはずです。
高村豊周の《鼎》は、花入れを用途としました。フォルムがすっきりとした近代的な作品です。
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2019/11/29