Factelier(ファクトリエ)さんのインスタグラム写真 - (Factelier(ファクトリエ)Instagram)「【タネから育てたオーガニックコットンTシャツのSTORY 〜育成過程編〜】 5月10日に山梨県南アルプス市の遊休農地ファクトリエファームにみんなで蒔いたコットンのタネ。その後収穫に至るまでのSTORYをお届けします。 5月10日：種蒔きファクトリエメンバーとオーガニック認証を受けたアップランド種のコットンを種蒔き。種の選定や手配、そしてキモとなる紡績はオーガニックコットンの日本一の企業・大正紡績さんに全面協力いただけることに。お借りした遊休農地1反のうちの半分は遊休農地になったばかり。残り半分はずいぶん長く使われていなかった元・畑。その違いがを大きな影響を及ぼすとはこの時は考えもしませんでした。 6月上旬：発芽！でも・・・発芽はしました。ただ、予想以上に発芽率が悪かったのです。「このままではまずい」畑の田中さんと原因究明とともに至急対策に乗り出します。タネは適当に蒔けば良いと言うものではなく、ちょうど良い深さに埋めてあげないといけないのです。素人が埋めたことが一因かもしれませんでした。でもひとまずもう少し様子を見ようということに。 7月下旬：補植＆雑草退治発芽率も悪ければ育成状況も良くない！もはや涙目になる寸前。発芽率に関しては、種の蒔き方もある一方で、雨が多かったことと気温が上がってこなかったことが大きいのではないかと判断。またこの育成状況は、昨年の長すぎる梅雨と悪天候による日照不足が大きな要因。一方で雨の恵み＆手入れができない時期が長かったせいで、雑草はスクスクと育ってしまいました。そこで希望のお客様と一緒に、雑草取り＆補植に行きました。補植はポットで苗まで育てたものを畑に植え替える手法を取りました。 8月：コットン開花＆実ができ始める！でも・・・紆余曲折ありながら畑の田中さんや大正紡績さんの助言を受けてついにコットンに花が咲きます。8月が花ざかり。ここでもみんなと一緒に見学に。アップランド種のコットンの花は初日はクリーム色。二日目には鮮やかな濃いピンクに変わるんです。この頃には、コットンボールになる前の「蒴（さく）」と呼ばれる緑色の実が出来始めていました。ですが・・・畑の成長具合は真っ二つ。長らく遊休農地だった畑のコットンがそれはもう恐ろしいほどに全然育たないのです。これは土の状態が改善し切れていなかったことが大きな要因です。長く休んでしまった土地は栄養状態などが悪く、きちんと植物も育たなくなってしまうのです。ですが、これほどまでに育たないとは、正直思っていませんでした。だからこそ、農業には「生きた土づくり」こそが重要なのだと実感しました。この頃、おうちで育てている皆様からも、「花が咲いた！！」「コットンの花ってこんなに可愛いんですね！初めて見ました！」などと嬉しい報告が続々と届きました。そして次はいよいよコットンの収穫へ。だいぶ長くなったのでそのお話はまた明日 ※連載予定を一回増やします。 #コットンプロジェクト #SDGs #地方創生 #南アルプス市 #遊休農地 #コットン栽培 #オーガニック #綿花 #エシカル #オーガニックコットン #organic #Factelier #ファクトリエ #語れるもので日々を豊かに #つくり手とつかい手をつなぐ #madeinjapan #メイドインジャパン #factory #工場 #クラフトマンシップ #日本製 #ものづくり #こだわり #fashion #ファッション #上質な暮らし #豊かな暮らし #丁寧な暮らし #ミニマルライフ #シンプルライフ」1月11日 20時35分