福田淳子のインスタグラム(junjunfukuda) - 4月10日 15時37分


主婦と生活社の編集さんチーム @ryourinohon からスタートした『私の好きな料理本リレー』です。

料理本が好きで好きで今があるので(ここはみなさんきっと同じ気持ち)3冊なんて選べない!なのですが、私の原点に絞って3冊を紹介します。

1冊目
堀井和子 『粉のお菓子、果物のお菓子』文化出版局 @books_bunka
堀井さんの本を選んでる方は多いのですが、それでもやはり外せない1冊。私が今の仕事につきたい!と思ったのはやはり堀井さんの存在が大きいです。この本を見て何回お菓子を作ったことか!当時、何度この本を参考に自分でスタイリングやら、写真撮影をしたこか!私の10代後半からの憧れの全部がつまった1冊です。今見てもほんとうにステキなんです。撮影、イラストすべてを堀井さんが手掛けています。デザインはL’espaceの若山嘉代子さんです。

2冊目
『non-no お菓子百科』 集英社
小学6年生の時に自分で購入したお菓子の本。お菓子づくりはすべて自己流で、だいぶ長い間この本で勉強していました。時間があれば、ずっと読んでいたので、お菓子の名前を挙げると、そのページの写真が思い浮かぶくらい。工程が細かく載っていて、オールカラー。失敗の例と理由が並んでいたり、美しく仕上げるコツのコラムがあったり、とにかく詳細な情報が網羅されています。

3冊目 <手前味噌枠>
福田淳子『12ヶ月の季節の果物をうんと楽しむ タルトとケーキ』 マイナビ
自分の著作はどれも本当に大好きなんですが、この本は自分で企画した唯一の本なのです。「ファッションのカタログみたいに、ずらっとケーキとタルトを並べたい!」という思いから生まれた本です。お洋服の着回しをヒントに、土台(ケーキ、タルト)は一緒で、クリームやフルーツやトッピングを変えて楽しんでもらいたい、というのがコンセプトになっています。季節の果物を使うために、10ヶ月かけて撮影していて今考えるととても贅沢。カメラマンは砂原文さん @trans_parence721 、デザインは高石美佳さん、編集は遊馬里江さん @rieiguchi です。

料理の本に憧れ続けて、そして今、それを作れる側にいることを本当に幸せに思います。ここ数年、本を作るのをお休みしていたのですが、また再開しようと思っているところです。そんな気持ちになった大きなきっかけは、バトンを回してくれた菓子研究家の高石紀子さん @pointje の書籍撮影にお手伝いに行ったこと。あの現場のいろんなものが生まれる空気感を久しぶりに感じたら懐かしくなりました。そして、みなさんの料理本にかける思いを読んでいたら「作りたい」気持ちがじわじわきています。ぜひこの #料理本リレー の他の投稿も読んでみてくださいね。自分を振り返るステキな機会をいただきありがとうございました。
私のバトンはタルトとケーキの他、私の多くの本を担当してくれた編集者の遊馬里江さん @rieiguchi おいしいもの好き!の編集者、山村 奈央子さん @pois_chiches に渡します。

#料理本リレー
料理の本(小田真一)@ryourinohon / 高石紀子 @pointje /福田淳子 @福田淳子


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2020/4/10

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