Boojilのインスタグラム(boojil) - 4月16日 13時41分



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👨‍👩‍👦‍👦わたしたちの未来

昨夜、このまま「東京おかっぱちゃんハウス」を感染防止のために店を閉じたままにしたら、いつまで持つのかリアルに我が家の財政をチェックしてみた。

このままいくと、数ヶ月はもっても、残念ながら年明けリアルに店を閉じなくてはいけない。

2人の幼い息子をこれから育てていく上で、このタイミングで夫が失業者になるのはなんとしてでも避けたい。

昨年春、館内に新設した「OKP STORE」の改修工事をしたばかり。あの場所こそ、夫婦の夢をもって築いた、店の最終形態だ。

夫は脱サラしてもうすぐ5年。やりたい仕事に就くべく、がむしゃらに模索した5年でもある。アートや音楽、文化に触れ、みんなが気兼ねなく集える場所を築きたい。

あるひとにとって、5年の歳月は長いかもしれないが、この間、他でアルバイトもせず生計を立てられるようになったことは恵まれているように思う。

少しずつ店をアップデートし続け、ようやく掴めそうだった夫の夢、それは、わたしの夢でもある。

遡れば、高校時代から夫はずっとくすぶっていた。本当はアートや音楽、映画、カルチャーに関した仕事がしたいのに、大学を卒業後、真逆の世界、銀行に勤めた夫。

わたしは若くして、自分のやりたい仕事に就いていたこともあり「やりたいことがあるなら、やればいいのに。」ずっと背中を押しつづけてきた。

偶然なのか、必然なのか、こどもが産まれたタイミングで脱サラをし、夫婦で店を営むことを選んだ。
これはこどもがお父さんにくれたチャンスだと思っている。それはわたしにとっても最大のサポートだった。

一緒に育児ができる生活は、金銭的な不安定さはありながらも楽しい日々だった。"生きている"と実感しながら頑張ってきた。

始めは、わたしの夢だった「東京おかっぱちゃんハウス」はもうわたしだけの夢ではなく、二人の夢になっている。

わたしたちの日々の暮らしを支えてくれたのも、この店があったからこそ。

周りで支えてくれた友人や、作家さん、地域の方、お客様全てみなさんのおかげ。

夫婦で仕事を共有してから、ぶつかったことは何度もあるが、人命優先、店を閉じる。その想いは一緒だ。

大切な人を失いたくない気持ちは、きっとみんな同じ。だからわたしたちは、誰にも会わない。

今年は飛躍の一年にしたかった。あらゆるイベントが決まっていて、どれも魅力的なものばかり。突如起こった災難は回避できないし、受け入れるしかない。

目の前にあったはずの仕事は、なくなり、今から自分で仕事を生み出すしかない。

現時点で、わたしの収入だけでは、店の維持費まで、とてもじゃないがカバーできない。

そうは言っても、諦めるには早すぎる。これからの人生はまだまだ先が長いし、わたしたちにはまず親としての責任がある。

人生を歩むのは楽ではないけれど、その中に歓びをいくつも感じながら、生きていく手段を選びたい。

お金が尽きてもなお、夢に向かって歩んでいる工程が生きがいだ。

誰もが0からのスタートだったはずだ。また0に戻ったと思えばいい。今まで、自分たちが、どれだけ、満たされていることに気づかなかっただけ。

これから、どう生きていきたいか。毎日、考えている。

絵を描く、その行為は自分の内側から出るエネルギーを放出する作業。明るい未来だけを信じて、わたしは描く。

負けない、この状況に。
負けない、自分の弱さに。
負けない、自分を信じて。

誰もが不安を抱えているこの状況で、夫婦の結束力が試される時。

支えあいながら、どうにか、乗り越えていこうと思う。

まとまらない文になってしまったけれど、この気持ちをいつか振り返ったときの力にしたい。

#コロナに負けるな
#家族
#夫婦
#赤ちゃんのいる生活
#こどものいる暮らし


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2020/4/16

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