偕成社のインスタグラム(kaiseisha_pr) - 7月7日 13時27分
きょうは七夕。同じように「願いをかける」ことがテーマになっている、小さな奇跡のお話『願いごとの樹』をご紹介します。
物語の語り手は、樹齢216年の木・レッド。町の人たちは毎年5月1日に、このレッドの枝に、願いごとを書いた布や紙を結びつけます。
長年レッドは、その木陰に建つ2軒の家に入れ替わり越してくる移民たちを見守ってきました。最近越してきたのは、イスラム教徒の少女サマール。
ある晩、サマールはレッドの枝に「友だちがほしい」と願いをかけました。
ところが、それからしばらくして、今度は誰かが「去レ」という言葉をレッドの幹に刻んだのです。
なにか今までにないことが起こっている----そう感じたレッドは、なんとか人間たちの役に立ちたいと、掟をやぶり、サマールと彼女を気にかける隣人の男の子スティーブンに語りかけます。
人々の願いを受けとめることはできるけれど、その願いをかなえる「魔法」が使えるわけではない、ただただ1本の木であるレッド。でも、216年間この地で人々をみてきたレッドだからこそ語れる物語がありました。
そして、やってきた5月1日。レッドが2人に語った物語が、あるやさしい奇跡を起こします。
#願いごとの樹 #キャサリンアップルゲイト #wishtree #KatherineApplegate #偕成社 #kaiseisha #公式アカウント #絵本 #児童書
[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)
>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する
406
2
2020/7/7