林信行さんのインスタグラム写真 - (林信行Instagram)「圧巻だった。 #石岡瑛子展 血が、汗が、涙がデザインできるか  石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか    2020年11月14日(土)- 2021年2月14日(日) 東京都現代美術館  https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/eiko-ishioka/  Eiko Ishioka: Blood, Sweat, and Tears — A Life of Design at Museum of Contemporary Art Tokyo  She seeded the energy into Shibuya culture. Perfectionists such as Miles Davis, Francis Ford Coppola, Björk, and Tarsem Singh longed to work with her. You will regret it, if you miss this exhibition!  前半は、魂の躍動を感じさせるグラフィックデザイナーを紹介する展覧会。 後半は、誰も見たことがないのに誰もが見たことがある奥深い世界観を感じさせるコスチュームデザイナー石岡瑛子の展覧会。  2つの展覧会が1つになったようなボリューム、見応え。 サブタイトルは大袈裟ではない。まさにその通りの熱量が、館内に流れ続ける石岡の肉声からも響き渡ってくるすごい展覧会だった。  前半は昨今、目にすることが少なくなった野性味が放つ強い美しさを感じた。 特に冒頭、渋谷パルコの一連のポスターは強烈だ。 そうだった。昔の渋谷はオトナコドモの街ではなく、ちょっとませた若者の街で、とてつもなくエネルギッシュだったことを思い出した。  いわゆるグラフィックデザイナーっぽさを感じさせる仕事も行いながらも、「ただクライアントの要望を満たす」だけの仕事には収まりきることができない石岡さんの溢れ出すエネルギーが、舞台演出などの形で爆発し、その創造性を発揮するには日本では窮屈になり過ぎてNew Yorkへと飛び出し、銀幕のスターや完璧主義者のイメージ強いMiles DavidのTu Tuのアルバムまで手掛けと活躍は加速をしても止まることを知らない。  2フロア構成の展覧会、コスチュームデザイナーとしての石岡瑛子の紹介が主となる展示の1番目は映画「The Cell」だった。個人的に猟奇的な映画はあまり得意ではないが、予告編などで見た衣装の素晴らしさ、世界観の凄さに当てられてiTunesで即決で買ってしまった映画の1つだ。そのターセム・シン監督とは意気投合をして3本の映画で協力していたことを知った。  展覧会では、その際のコスチュームデザインや、コスチュームを起点に映画の世界観までつくることになった指示書なども展示されているのだが、1つ1つの絵に描かれた言葉が日本語でも、英語でも、初期の資生堂やパルコの仕事と同じままの熱量で書かれていることに圧倒される。  とにかくすごい展覧会だった。 1人でも多くの人に見てもらいたい。 若い世代に伝わるのかは、少々心配だったが、展覧会で多くの若い人を見かけたことで「きっと伝わる」という希望を感じた。  デジタル化時代、0と1の狭間に消えてしまうことの多い魂のバイブレーション。 その大事さを改めて認識させてくれる展覧会で、「DX」が流行り言葉のようにささやかれ、ますますデジタル化が進む今だからこそ、余計にしっかりと見て、感じて欲しい展覧会だと思った。  プレス内覧会に行きそびれ、広報用写真の入手方法を調べないまま週末に突入してしまったので、入り口の写真だけでお許しください。 広報写真が手に入ったらFacebookの投稿に加えておきます。  #石岡瑛子 #東京都現代美術館 #MOTmuseum #EikoIshioka #MuseumOfContemporaryArtTokyo」11月28日 0時11分 - nobihaya

林信行のインスタグラム(nobihaya) - 11月28日 00時11分


圧巻だった。
#石岡瑛子展 血が、汗が、涙がデザインできるか

石岡瑛子
血が、汗が、涙がデザインできるか   
2020年11月14日(土)- 2021年2月14日(日)
東京都現代美術館

https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/eiko-ishioka/

Eiko Ishioka: Blood, Sweat, and Tears — A Life of Design
at Museum of Contemporary Art Tokyo

She seeded the energy into Shibuya culture.
Perfectionists such as Miles Davis, Francis Ford Coppola, Björk, and Tarsem Singh longed to work with her.
You will regret it, if you miss this exhibition!

前半は、魂の躍動を感じさせるグラフィックデザイナーを紹介する展覧会。
後半は、誰も見たことがないのに誰もが見たことがある奥深い世界観を感じさせるコスチュームデザイナー石岡瑛子の展覧会。

2つの展覧会が1つになったようなボリューム、見応え。
サブタイトルは大袈裟ではない。まさにその通りの熱量が、館内に流れ続ける石岡の肉声からも響き渡ってくるすごい展覧会だった。

前半は昨今、目にすることが少なくなった野性味が放つ強い美しさを感じた。
特に冒頭、渋谷パルコの一連のポスターは強烈だ。
そうだった。昔の渋谷はオトナコドモの街ではなく、ちょっとませた若者の街で、とてつもなくエネルギッシュだったことを思い出した。

いわゆるグラフィックデザイナーっぽさを感じさせる仕事も行いながらも、「ただクライアントの要望を満たす」だけの仕事には収まりきることができない石岡さんの溢れ出すエネルギーが、舞台演出などの形で爆発し、その創造性を発揮するには日本では窮屈になり過ぎてNew Yorkへと飛び出し、銀幕のスターや完璧主義者のイメージ強いMiles DavidのTu Tuのアルバムまで手掛けと活躍は加速をしても止まることを知らない。

2フロア構成の展覧会、コスチュームデザイナーとしての石岡瑛子の紹介が主となる展示の1番目は映画「The Cell」だった。個人的に猟奇的な映画はあまり得意ではないが、予告編などで見た衣装の素晴らしさ、世界観の凄さに当てられてiTunesで即決で買ってしまった映画の1つだ。そのターセム・シン監督とは意気投合をして3本の映画で協力していたことを知った。

展覧会では、その際のコスチュームデザインや、コスチュームを起点に映画の世界観までつくることになった指示書なども展示されているのだが、1つ1つの絵に描かれた言葉が日本語でも、英語でも、初期の資生堂やパルコの仕事と同じままの熱量で書かれていることに圧倒される。

とにかくすごい展覧会だった。
1人でも多くの人に見てもらいたい。
若い世代に伝わるのかは、少々心配だったが、展覧会で多くの若い人を見かけたことで「きっと伝わる」という希望を感じた。

デジタル化時代、0と1の狭間に消えてしまうことの多い魂のバイブレーション。
その大事さを改めて認識させてくれる展覧会で、「DX」が流行り言葉のようにささやかれ、ますますデジタル化が進む今だからこそ、余計にしっかりと見て、感じて欲しい展覧会だと思った。

プレス内覧会に行きそびれ、広報用写真の入手方法を調べないまま週末に突入してしまったので、入り口の写真だけでお許しください。
広報写真が手に入ったらFacebookの投稿に加えておきます。

#石岡瑛子 #東京都現代美術館 #MOTmuseum
#EikoIshioka #MuseumOfContemporaryArtTokyo


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2020/11/28

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