林信行さんのインスタグラム写真 - (林信行Instagram)「今年のDESIGNARTもいよいよ今日、11/3(火)で最終日。 できるだけ少ない投稿で、まんべんなく回ったところを紹介しようとしていたけれど、どうしても抜け落ちてしまうところがあったので、この投稿でまとめて紹介。  銀座エリアでは、Salvatore Ferragamoのウィンドウをアーティストの大竹寛子さんの作品が飾っている。8月末のElephant Studioでの個展(過去投稿参照)で披露したウォールペーパーと絵。蝶や花の柄の上に、同じ柄を重ねた作品の上に、さらにフェラガモが選んだ服の柄が重なるが、これがなんとも不思議な調和と強い存在感を醸し出していて必見だ。  同じく銀座の東急プラザのmarumasuでは、辰野しずかさんが手掛けたmarumasu x grad.の展示がある。伝統的な薩摩切子の技法でつくるgrad.のために辰野しずかさんがデザインした薩摩切子の色のグラデーションの魅力を引き出したグラス「grad.ice」。今回の展示ではそのgrad.iceの色の魅力を東京の染色工場、marumasuとのコラボでストールやハンカチといった商品にした。東急プラザのmarumasuのストアでは、ストールはもちろん、grad.のグラスも飾られている。  青山エリア、さまざまな会場で見かける自転車は、DESIGNART協賛会社の1つで、電動自転車会のテスラとも言われるVANMOOF。タッチ操作でロックを解除して、盗難にあってもGPSで探せる。バラせるパーツが少なく、それでも盗難にあったら保険会社が自転車を補償してくれるという安心デザインの先進自転車だが、その青山のショールームのガラスにイラストレーターのMariya Suzukiさんが街の絵を描いていて、ガラスに描かれた線画イラストが、VANMOOFに乗って街を走り抜けた時のような颯爽とした涼しさを感じさせる。  フェラガモとVANMOOFは、DESIGNARTが始まる前のプレスデイに取材していたにも関わらず紹介が遅くなってしまった(スミマセン)。  渋谷エリアでは、パルコの1階で、数日間だけ開催されていたメタモルフード展。これは面白かった。しっかりとビデオも撮ってあるので、別の記事でしっかり紹介したいが、それ以外に東急プラザ(FUKURASと書かれた2階の入り口にBEAMS JAPANが入っているビルだ)の上にも展示がある。 中でもEPL Inc.によるKARAKURIという展示(本の上へのプロジェクションマッピング)は精度が高く、なかなかうまくまとまっている印象を受けた。一見の価値がある。  つづいて六本木エリア。 青山ブックセンター六本木跡地の有料ラウンジ、文喫ではHiroki FurukawaさんがPAPER SKINという展示を行っている。レーザーカッターで切り取った紙を糸で束ねた構造物で、一見すると「これ本当に紙?」と疑ってしまう布のような質感を見せていた。 ちなみに同じ文喫、これはDESIGNARTの展示ではないが、入り口付近にBunkamuraで開催中の東京好奇心とのコラボ展示、「東京新視点」が飾られていて、これもなかなかかっこよかった(DESIGNARTの展示も奥にある)。  同じく六本木エリア、AXISビル内のLouis Poulsen)では、香りのデザイナー(Scenting Designer)の深津恵さんが復刻された100年前の照明、セプティマの香りをセレクトして展示していた。  そして同じAXISビルの上の階、JIDAではM&Tが光そのものを見せる、をコンセプトにした紙の照明を展示していた。ロールして持ち歩き、LED埋め込まれた紐で固定して、できあがり、というシンプル設計で、わずかに紙の形を変えた天井から吊すタイプ、床置きタイプ、壁掛けタイプが用意されているあたり、よく考えられていてかっこよかった。  そのM&Tから同じ学校の友達の展示だからと勧められたのが、西麻布、この業界なら知らない人はいない(!?)猪飼綾乃さん飲食店、PLATE TOKYOの隣のビルで行われていたMultistandardという展覧会。道路修理でいらなくなりはがされたというアスファルトを再利用したファニチャーの存在感が強かった。  Instagramでは、それぞれ1点ずつ10点しか写真を投稿できないので、他の写真はFacebook投稿で確認して欲しい。」11月3日 0時03分 - nobihaya

林信行のインスタグラム(nobihaya) - 11月3日 00時03分


今年のDESIGNARTもいよいよ今日、11/3(火)で最終日。
できるだけ少ない投稿で、まんべんなく回ったところを紹介しようとしていたけれど、どうしても抜け落ちてしまうところがあったので、この投稿でまとめて紹介。

銀座エリアでは、Salvatore Ferragamoのウィンドウをアーティストの大竹寛子さんの作品が飾っている。8月末のElephant Studioでの個展(過去投稿参照)で披露したウォールペーパーと絵。蝶や花の柄の上に、同じ柄を重ねた作品の上に、さらにフェラガモが選んだ服の柄が重なるが、これがなんとも不思議な調和と強い存在感を醸し出していて必見だ。

同じく銀座の東急プラザのmarumasuでは、辰野しずかさんが手掛けたmarumasu x grad.の展示がある。伝統的な薩摩切子の技法でつくるgrad.のために辰野しずかさんがデザインした薩摩切子の色のグラデーションの魅力を引き出したグラス「grad.ice」。今回の展示ではそのgrad.iceの色の魅力を東京の染色工場、marumasuとのコラボでストールやハンカチといった商品にした。東急プラザのmarumasuのストアでは、ストールはもちろん、grad.のグラスも飾られている。

青山エリア、さまざまな会場で見かける自転車は、DESIGNART協賛会社の1つで、電動自転車会のテスラとも言われるVANMOOF。タッチ操作でロックを解除して、盗難にあってもGPSで探せる。バラせるパーツが少なく、それでも盗難にあったら保険会社が自転車を補償してくれるという安心デザインの先進自転車だが、その青山のショールームのガラスにイラストレーターのMariya Suzukiさんが街の絵を描いていて、ガラスに描かれた線画イラストが、VANMOOFに乗って街を走り抜けた時のような颯爽とした涼しさを感じさせる。

フェラガモとVANMOOFは、DESIGNARTが始まる前のプレスデイに取材していたにも関わらず紹介が遅くなってしまった(スミマセン)。

渋谷エリアでは、パルコの1階で、数日間だけ開催されていたメタモルフード展。これは面白かった。しっかりとビデオも撮ってあるので、別の記事でしっかり紹介したいが、それ以外に東急プラザ(FUKURASと書かれた2階の入り口にBEAMS JAPANが入っているビルだ)の上にも展示がある。
中でもEPL Inc.によるKARAKURIという展示(本の上へのプロジェクションマッピング)は精度が高く、なかなかうまくまとまっている印象を受けた。一見の価値がある。

つづいて六本木エリア。
青山ブックセンター六本木跡地の有料ラウンジ、文喫ではHiroki FurukawaさんがPAPER SKINという展示を行っている。レーザーカッターで切り取った紙を糸で束ねた構造物で、一見すると「これ本当に紙?」と疑ってしまう布のような質感を見せていた。
ちなみに同じ文喫、これはDESIGNARTの展示ではないが、入り口付近にBunkamuraで開催中の東京好奇心とのコラボ展示、「東京新視点」が飾られていて、これもなかなかかっこよかった(DESIGNARTの展示も奥にある)。

同じく六本木エリア、AXISビル内のLouis Poulsen)では、香りのデザイナー(Scenting Designer)の深津恵さんが復刻された100年前の照明、セプティマの香りをセレクトして展示していた。

そして同じAXISビルの上の階、JIDAではM&Tが光そのものを見せる、をコンセプトにした紙の照明を展示していた。ロールして持ち歩き、LED埋め込まれた紐で固定して、できあがり、というシンプル設計で、わずかに紙の形を変えた天井から吊すタイプ、床置きタイプ、壁掛けタイプが用意されているあたり、よく考えられていてかっこよかった。

そのM&Tから同じ学校の友達の展示だからと勧められたのが、西麻布、この業界なら知らない人はいない(!?)猪飼綾乃さん飲食店、PLATE TOKYOの隣のビルで行われていたMultistandardという展覧会。道路修理でいらなくなりはがされたというアスファルトを再利用したファニチャーの存在感が強かった。

Instagramでは、それぞれ1点ずつ10点しか写真を投稿できないので、他の写真はFacebook投稿で確認して欲しい。


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2020/11/3

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