INSIDE FUJINGAHOのインスタグラム(fujingahojp) - 12月11日 21時25分

「ファッションは、食事のようなものです。同じメニューばかり食べていてはいけない」
今年10月、天国へと旅立ったファッションデザイナー高田賢三さんの言葉が、あらためて心に刺さりました。季節ごとに最新のファッション、クリエーションをお届けする意義を改めて考えるタイミングに……まさに神に選ばれし人の言葉でした。

おしゃれは心と体の栄養、明日を元気に生きるためのパワーの源、ですね！

じつは現在のお祭りのようなファッションショーのスタイルを創出したのも賢三さんでした。
１月号では「KENZO」の魂、永遠なれ！ と題して追悼特集を組んでいます。文化服装学院時代からの仲間であるコシノジュンコさんや、長年賢三さんの専属シェフを務めたパリのレストラン「TOYO」のオーナーシェフ中山豊光さんをはじめ、さまざまな逸話やエピソードを収めたメッセージとともにお届けしています。年末年始のお休みにゆっくりと読んでいただけると嬉しいです。何歳になっても夢をもっていたいと思わせてくれます。

写真1枚目／2016年、レジオンドヌール勲章を受勲。高田賢三さんは“パリの息子”と呼ばれ、長年暮らしたパリの市民からも尊敬されていました。©AFLO

写真2枚目／1970年、パリのギャルリー・ヴィヴィエンヌにオープンした店「ジャングル・ジャップ」は、「KENZO」の始まりの場所。店内のジャングル壁画は仲間たちで装飾したもの。©ARCHIVES KENZO TAKADA

写真3枚目／花柄やストライプが華やかな多色配色のペルー・ルック。このように明るい色彩で世界各地の民族衣装を取り入れ、流行を作り上げた「KENZO」。いつしか誰もが“フォークロア”といえば「KENZO」と言うようになったものです。©GETTY IMAGES

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