ダンデライオン・チョコレート・ジャパンさんのインスタグラム写真 - (ダンデライオン・チョコレート・ジャパンInstagram)「■サステナブルなカカオビジネス  ダンデライオン・チョコレートで最も多く使用しているのは、ドミニカ共和国のカカオ豆。わたしたちが、ドミニカ共和国のソルサル・カカオの豆を使用する理由は、フレーバーの良さはもちろんですが、彼らの理念に共感する部分が大きいからです。 今回は、そんなソルサル・カカオ(@zorzal_cacao)の取り組みについてご紹介いたします。  ドミニカ共和国は、世界で10番目のカカオ生産国です。カカオ豆の生産は、国の一大産業の一つになっており、一般的な大量生産用が約60%、残りの40%が高品質なカカオ豆の生産と言われています。  ソルサル・カカオの創設者の一人、チャールズ・キルヒナー(通称チャック)がこの世界に飛び込んだきっかけは、在学中にピース・コープ(日本の青年海外協力隊)に参加し、ドミニカ共和国でカカオ豆の発酵箱の製造やオーガニック認証取得のための生産体制を整えたことでした。森林経済学を学んでいたチャックは、「森林保全とカカオを組み合わせることで持続可能な経済を創ることが出来るのではないか」と考えたそうです。  帰国後、博士課程を終えたチャックは、カカオの栽培地域と生物多様性として注目されるエリアが相関していることに気づきます。ピース・コープでの経験と博士課程で学んだ知識を活かし、カカオを通じてこの地域の経済活動を創ろうと、ドミニカ共和国に戻ることにしました。  チャックは仲間達と一緒にソルサル・カカオを創設後、ドゥアルテ州の山中にまだ開発されていない412ヘクタールの土地を購入し、ドミニカ共和国では初となる個人資本による野鳥の保全区域を設定しました。  この土地はビックネルツグミ(「ソルサル」はスペイン語で「ツグミ」の意味)という渡り鳥がバーモント州の雪を避け越冬するために訪れる貴重な場所です。この土地のうち、面積の70%をツグミの保護区(レゼルバ・ソルサル)として「永久に完全な自然状態」とし、残りを高品質カカオの栽培用として設計しました。 ツグミの保護と同時に、ここで栽培して加工したカカオ豆を「ソルサル・エステート」、またレゼルバ・ソルサルの近隣の農家からもカカオ豆を購入し、「ソルサル・コミュニタリオ」として、2種類のカカオ豆を生産しています。  彼らの農園があるレゼルバ・ソルサルは、ドミニカ共和国のカカオ生産の60%を占めるサンフランシスコ・デ・マコリスから車で2時間ほどのところにあります。保全区域のため、緑豊かな山あいにカカオが生い茂り、ツグミのさえずりも聞こえる、思わず深呼吸したくなる、マイナスイオンたっぷりの環境です。 そんな自然豊かな環境で育つカカオは、力強いカカオ感とウッディーな香りと共にチェリーのような酸味が共存する、森林を思わせてくれます。作り手によって、多種多様に七変化する、まさに自然保全区域を彷彿とさせる味わいです。  また、彼らはドミニカ共和国の森林再生活動にも参画しています。これはプラン・ヴィボというカーボン・オフセットプロジェクトで、地域の農家が自分の土地に原生種の木を植えると、毎年その分の報奨金を得られるというものです。この基金を維持するため、チョコレートメーカーはカカオ豆1トンを購入する毎に、ソルサル・カカオから$200分のカーボン・クレジットを購入しています。  ソルサル・カカオは、カカオの生産を通して、野鳥保護と森林保全を行う、サステナブルなビジネスモデルを作り上げたのです。  わたしたちチョコレートメーカーは、ソルサル・カカオのカカオ豆を使用して、美味しいチョコレートやお菓子・ドリンクを作り、お客さまにも美味しく召し上がっていただける。そしてそれが、間接的にドミニカ共和国の自然保護や森林再生活動に貢献出来ているということ。遠く離れたドミニカ共和国と日本が、カカオを通じて笑顔になれる循環だと思います。 今年は、この状況下で開催中止となりましたが、ソルサル・カカオでは毎年”Chocolate Maker Week”として世界中のチョコレートメーカーが参加するカカオ農園ツアーを開催しています。来年、彼らの取り組みを現地で体感出来るのを楽しみにしています。   *ソルサル・カカオの『サステナブルなカカオビジネス』の取り組みに興味のある方は、WEBサイトの記事も合わせてお読みいただけると幸いです。  #dandelionchocolate #ダンデライオンチョコレート #beantobar #ビーントゥーバー #craftchocolate #クラフトチョコレート #chocolate #チョコレート #cacao #カカオ #産地 #ドミニカ共和国 #ソルサル・カカオ #カカオ豆の循環 #sdgs」12月16日 14時50分 - dandelion_chocolate_japan

ダンデライオン・チョコレート・ジャパンのインスタグラム(dandelion_chocolate_japan) - 12月16日 14時50分



ダンデライオン・チョコレート ファクトリー&カフェ蔵前 - Instagrammers Gourmet


■サステナブルなカカオビジネス

ダンデライオン・チョコレートで最も多く使用しているのは、ドミニカ共和国のカカオ豆。わたしたちが、ドミニカ共和国のソルサル・カカオの豆を使用する理由は、フレーバーの良さはもちろんですが、彼らの理念に共感する部分が大きいからです。
今回は、そんなソルサル・カカオ(@zorzal_cacao)の取り組みについてご紹介いたします。

ドミニカ共和国は、世界で10番目のカカオ生産国です。カカオ豆の生産は、国の一大産業の一つになっており、一般的な大量生産用が約60%、残りの40%が高品質なカカオ豆の生産と言われています。

ソルサル・カカオの創設者の一人、チャールズ・キルヒナー(通称チャック)がこの世界に飛び込んだきっかけは、在学中にピース・コープ(日本の青年海外協力隊)に参加し、ドミニカ共和国でカカオ豆の発酵箱の製造やオーガニック認証取得のための生産体制を整えたことでした。森林経済学を学んでいたチャックは、「森林保全とカカオを組み合わせることで持続可能な経済を創ることが出来るのではないか」と考えたそうです。

帰国後、博士課程を終えたチャックは、カカオの栽培地域と生物多様性として注目されるエリアが相関していることに気づきます。ピース・コープでの経験と博士課程で学んだ知識を活かし、カカオを通じてこの地域の経済活動を創ろうと、ドミニカ共和国に戻ることにしました。

チャックは仲間達と一緒にソルサル・カカオを創設後、ドゥアルテ州の山中にまだ開発されていない412ヘクタールの土地を購入し、ドミニカ共和国では初となる個人資本による野鳥の保全区域を設定しました。

この土地はビックネルツグミ(「ソルサル」はスペイン語で「ツグミ」の意味)という渡り鳥がバーモント州の雪を避け越冬するために訪れる貴重な場所です。この土地のうち、面積の70%をツグミの保護区(レゼルバ・ソルサル)として「永久に完全な自然状態」とし、残りを高品質カカオの栽培用として設計しました。
ツグミの保護と同時に、ここで栽培して加工したカカオ豆を「ソルサル・エステート」、またレゼルバ・ソルサルの近隣の農家からもカカオ豆を購入し、「ソルサル・コミュニタリオ」として、2種類のカカオ豆を生産しています。

彼らの農園があるレゼルバ・ソルサルは、ドミニカ共和国のカカオ生産の60%を占めるサンフランシスコ・デ・マコリスから車で2時間ほどのところにあります。保全区域のため、緑豊かな山あいにカカオが生い茂り、ツグミのさえずりも聞こえる、思わず深呼吸したくなる、マイナスイオンたっぷりの環境です。
そんな自然豊かな環境で育つカカオは、力強いカカオ感とウッディーな香りと共にチェリーのような酸味が共存する、森林を思わせてくれます。作り手によって、多種多様に七変化する、まさに自然保全区域を彷彿とさせる味わいです。

また、彼らはドミニカ共和国の森林再生活動にも参画しています。これはプラン・ヴィボというカーボン・オフセットプロジェクトで、地域の農家が自分の土地に原生種の木を植えると、毎年その分の報奨金を得られるというものです。この基金を維持するため、チョコレートメーカーはカカオ豆1トンを購入する毎に、ソルサル・カカオから$200分のカーボン・クレジットを購入しています。

ソルサル・カカオは、カカオの生産を通して、野鳥保護と森林保全を行う、サステナブルなビジネスモデルを作り上げたのです。

わたしたちチョコレートメーカーは、ソルサル・カカオのカカオ豆を使用して、美味しいチョコレートやお菓子・ドリンクを作り、お客さまにも美味しく召し上がっていただける。そしてそれが、間接的にドミニカ共和国の自然保護や森林再生活動に貢献出来ているということ。遠く離れたドミニカ共和国と日本が、カカオを通じて笑顔になれる循環だと思います。
今年は、この状況下で開催中止となりましたが、ソルサル・カカオでは毎年”Chocolate Maker Week”として世界中のチョコレートメーカーが参加するカカオ農園ツアーを開催しています。来年、彼らの取り組みを現地で体感出来るのを楽しみにしています。


*ソルサル・カカオの『サステナブルなカカオビジネス』の取り組みに興味のある方は、WEBサイトの記事も合わせてお読みいただけると幸いです。

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2020/12/16

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