滝川クリステルのインスタグラム(christeltakigawa) - 2月3日 10時55分
今日は節分の日^_^ 大事な一年の門出の日とも言われています。
そんな中、大切なお話をみなさんと共有したく投稿させてもらいます。
食品ロス問題です。
私は、6.7年ほど前に食品ロスジャーナリストの井出瑠美さんの"恵方巻きの廃棄"についての記事に出会ってから日本の食品ロスの現状をたくさん学ぶ機会に繋がりました。
私たち消費者の意識改革が本当に大切です。
一緒に考えていきませんか?
こちらの投稿も読んでいただければ幸いです。シェアします。
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【ヨーロッパで学んだ「売り切れに文句を言わない」ことの大切さ】
ヨーロッパに住んでいて思ったことは、とにかく「売り切れ」が多い(笑)
レストランに行っても、メニュー表にのってはいるけど、売り切れているというものがたくさんある。
日本では、売り切れがあるとクレームに繋がることが多いという。
だから、売る側は「売れると予想される量よりも余分に仕入れる」。
僕が働いていたところでは、売れると予想される量よりも、「20%」多く仕入れる決まりになっていた。
つまり、その20%は、「捨てることを前提にしている」。
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明日、2月3日は節分。
毎年決まってニュースになる、恵方巻きの大量廃棄。
そもそも恵方巻きは、関西だけの文化だったものを、
広島のコンビニのオーナーが売上向上のため、1989年に日本中に広げたと言われている。
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そうでなくても、日本の私たちは日ごろから大量に食品を廃棄していて、
日本の食品廃棄物等は、年間約2500万トン。
そのうち「食べられるのに捨ててる」のは600万トンを超え、
これは世界中の食糧援助量である390万トンの1.5倍にものぼる。
そして「廃棄量の約半分は家庭から」と言われている。
この恵方巻などの食料廃棄にかかるコストの負担は、私たちもしている。
工場などで製造する段階で廃棄が出た場合、「産業廃棄物」となり、その製造業者がその廃棄費用を支払う。
しかし同じ食品であっても、スーパーやレストラン、コンビニから出た食料廃棄物は「一般廃棄物」となる。
そうなると、私たちが生活が大変な中で納めている、市区町村の税金も使って処理される。
環境省が発表している自治体のゴミ処理費用は年間約2兆円で、そのうち40%~50%が食品。
つまり、年間8,000億円~1兆円にのぼるお金が使われている。
文部科学省の試算では、これは高校までの授業料を無償化できるほどの金額。
そして企業はもちろん、最初に書いた、捨てる分がある前提で、利益が出るように商品価格を決めている。
つまり、購入している人は「廃棄の税金」に加え、「企業が捨てる分」も払っている事になる。
「売り切れに文句を言わない」ことも、とても大切なことだということが、ここでおわかりいただけると思う。
そうして、コンビニがつくった文化である、添加物にまみれた恵方巻を、とても高いお金を払って購入している。
予約制をとるところも増えてきており、これは前進だと思う。
もっと言えば、自分でつくるのもいいと思う。楽しいし。
だけど、自分でつくることは難しいという人も多い。
一番失っているのは、「余裕」なんだろう。
※保存(右下リボンマーク)もして頂けると、何度でも簡単に見返せますし、スゴい勢いで拡散されるみたいです
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2023/2/3