安田秀一のインスタグラム(yasudashuichi_dome) - 9月4日 07時02分
日本とアメリカ...アメリカンフットボールの話し。
「本物を知ること」
すごく大事だと思う。知れば全身に血液が回り、自然と色々な欲望が湧いてくる。
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元学生横綱、花田選手がチャレンジしてるコロラド州立大のアメリカンフットボール部、その開幕戦であるワシントン州立大との試合;
81対87 = 168
他方、日本の開幕戦、早稲田vs慶應
52対35 = 87
これ、
なんの数字かっていうと、「プレイの数」。野球でいえば投球数かな。特に慶應のプレイ数は何度も確認してしまうほどの少なさだ。
1クォーターが日本は12分で、アメリカは15分。3分x4の違いが実際には、倍近いほどのプレイ数の違いを生んでいる。野球で言えば日本のアメフトはずっと「7回で試合終了」っていう状態が続いてる。
コーチ時代に3試合、甲子園ボウルで15分クォーターの試合をしたことがあるけど、試合の組立てを根本的に変えないとまるで戦えない。加えて本物のアメリカは13試合で日本は7試合。アメフトは「準備のスポーツ」、もはや同じ競技とは言えないとすら思う。
もっと本当のことをいえば…
僕の学生時代、最終学年では6試合しかなかった。4年間、全てを打ち込んだ成果がたったの6試合。やり残した悔しさが成仏されずに、今でも夢でうなされる。一つ下の代はパルサーボウルと甲子園ボウルと2試合も多く、しかも15分クォーターを経験した。当時コーチだった僕も初めて「本物のフットボール」を体感できた気がした。勝っても負けても、やり尽くした気持ちだった。そしてなにより「いっぱいフットボールができた後輩」が本当に羨ましかった。
とにかく、大学もチームも連盟も審判も…毎年アメリカの開幕戦を見にいってほしい。みんなで一緒に見てほしい。いっぱい感じて、試合後にアメリカ人に混じってスポーツバーでビール飲んで、あーだこーだいっぱい議論して欲しい。
日大問題、早慶戦のスタッツ...
買った負けたより、関西とか関東とかなんかより... もっともっと大事なことがたくさんある。コロナで「タコツボ化」が加速して「日本式」が先鋭化していて、アメリカで羽ばたく若者たちとの格差は広がっていくばかり。
「失われた30年」… 自分たちが享受していた環境を、普通に進化させる義務が我々世代にはあるはず...
とりあえず発信・啓発まで。
@torajiro.hanada
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2023/9/4