INSIDE FUJINGAHOさんのインスタグラム写真 - (INSIDE FUJINGAHOInstagram)「【松山智一展:雪月花のとき】ニューヨークを拠点に活躍する現代美術家・松山智一さんの日本初となる大規模な個展『松山智一展:雪月花のとき』が、弘前れんが倉庫美術館で開幕!2024年3月17日まで開催中です。  コロナ禍で制作された初公開の新作9点を含む日本初公開作品 23点に加えて、 絵画や彫刻など計30点がずらり!近年の代表作を一望できます。  松山さんの作品に描かれるのは、日本や中国、ヨーロッパなどの伝統的な絵画からの引用や、ファッション誌の切り抜き、実在する消費社会の生産物や日常生活で慣れ親しんだ商品やロゴなど、さまざまなイメージのサンプリング。鮮やかな色彩と精緻な描線からなる一枚の絵には、一見しただけでは引用元が判別不可能なほど、大量のイメージが複雑に組み合わされています。  「たとえば、ニューヨークのニュース・スタンドで売られているファッション誌やインテリア雑誌に掲載された人物のイメージ、それと、中国や日本の伝統絵画から引用した美しい動植物、アメリカで1950年代に生まれた抽象表現主義による身体性のある表現など。私はそれらを再構築し、新しい画面構成ができるまでさまざまな情報を描き込んでいます。それらの異なる要素を自然に並置させることにより、時間と文脈、地域性といったものから解放されたいという思いで制作しています」と松山さん。  macのパソコンを使う男性の足元には円山応挙や長沢芦雪を思わせる犬が寝ころび、デスクの上にシノワズリーの花器、部屋にはアールデコ調のシャンデリアが飾られ、窓の外にはヨーロッパの宮殿がのぞく・・・・・・古今東西のディテールが交錯・共存し、見れば見るほど、その妙に引き込まれていきます。  <1・2枚目> 《Desktop Utopia》2020  <3枚目> 色鮮やかなパーテーションで構成された展示会場。建築家・田根剛が「記憶の継承」をコンセプトに手掛けた美術館は、ホワイトキューブとはまた異なる見応えある空間て。  <4枚目> 会場には、3Dスキャンで制作した自分の手や、キャンバス、アトリエの備品などもさりげなく配置されている。  <5枚目> 松山智一さんと、松山智一《Cluster 2020》2020年 個人蔵 コロナ禍のロックダウン中のニューヨークにて、スタッフがそれぞれ自宅で描いた絵を組み合わせて制作した作品で、希望や鎮魂の象徴、千羽鶴からインスパイアされたという。  時空を超えた松山さんの作品は、現代社会に生きる私たち自身を取り巻くものであり、いつかどこかで見ていたかもしれないものでありながら普段は繋げて考えることの少ない、私たち一人一人の身体の奥底に蓄積された記憶の束のようです。  本展の会場構成は、デザイナーとしてのキャリアももつ松山さん自ら担当。アトリエにある備品を3Dスキャンしカラーペイントしたオブジェをさりげなく配すなど、ウィットに富んだ仕掛けも見どころです。  弘前城の桜もこれから色づいてくるそうです。個人的には「三内丸山遺跡」もおすすめ…ぜひ、深秋の弘前に足を運んでみてはいかがでしょう!(編集N)  #松山智一 #tomokazumatsuyama #松山智一展:雪月花のとき #弘前れんが倉庫美術館 #田根剛 #NUKAGA GALLERY #婦人画報 #fujingaho」11月2日 13時08分 - fujingahojp

INSIDE FUJINGAHOのインスタグラム(fujingahojp) - 11月2日 13時08分


【松山智一展:雪月花のとき】ニューヨークを拠点に活躍する現代美術家・松山智一さんの日本初となる大規模な個展『松山智一展:雪月花のとき』が、弘前れんが倉庫美術館で開幕!2024年3月17日まで開催中です。

コロナ禍で制作された初公開の新作9点を含む日本初公開作品 23点に加えて、 絵画や彫刻など計30点がずらり!近年の代表作を一望できます。

松山さんの作品に描かれるのは、日本や中国、ヨーロッパなどの伝統的な絵画からの引用や、ファッション誌の切り抜き、実在する消費社会の生産物や日常生活で慣れ親しんだ商品やロゴなど、さまざまなイメージのサンプリング。鮮やかな色彩と精緻な描線からなる一枚の絵には、一見しただけでは引用元が判別不可能なほど、大量のイメージが複雑に組み合わされています。

「たとえば、ニューヨークのニュース・スタンドで売られているファッション誌やインテリア雑誌に掲載された人物のイメージ、それと、中国や日本の伝統絵画から引用した美しい動植物、アメリカで1950年代に生まれた抽象表現主義による身体性のある表現など。私はそれらを再構築し、新しい画面構成ができるまでさまざまな情報を描き込んでいます。それらの異なる要素を自然に並置させることにより、時間と文脈、地域性といったものから解放されたいという思いで制作しています」と松山さん。

macのパソコンを使う男性の足元には円山応挙や長沢芦雪を思わせる犬が寝ころび、デスクの上にシノワズリーの花器、部屋にはアールデコ調のシャンデリアが飾られ、窓の外にはヨーロッパの宮殿がのぞく・・・・・・古今東西のディテールが交錯・共存し、見れば見るほど、その妙に引き込まれていきます。

<1・2枚目>
《Desktop Utopia》2020

<3枚目>
色鮮やかなパーテーションで構成された展示会場。建築家・田根剛が「記憶の継承」をコンセプトに手掛けた美術館は、ホワイトキューブとはまた異なる見応えある空間て。

<4枚目>
会場には、3Dスキャンで制作した自分の手や、キャンバス、アトリエの備品などもさりげなく配置されている。

<5枚目>
松山智一さんと、松山智一《Cluster 2020》2020年 個人蔵
コロナ禍のロックダウン中のニューヨークにて、スタッフがそれぞれ自宅で描いた絵を組み合わせて制作した作品で、希望や鎮魂の象徴、千羽鶴からインスパイアされたという。

時空を超えた松山さんの作品は、現代社会に生きる私たち自身を取り巻くものであり、いつかどこかで見ていたかもしれないものでありながら普段は繋げて考えることの少ない、私たち一人一人の身体の奥底に蓄積された記憶の束のようです。

本展の会場構成は、デザイナーとしてのキャリアももつ松山さん自ら担当。アトリエにある備品を3Dスキャンしカラーペイントしたオブジェをさりげなく配すなど、ウィットに富んだ仕掛けも見どころです。

弘前城の桜もこれから色づいてくるそうです。個人的には「三内丸山遺跡」もおすすめ…ぜひ、深秋の弘前に足を運んでみてはいかがでしょう!(編集N)

#松山智一 #tomokazumatsuyama #松山智一展:雪月花のとき #弘前れんが倉庫美術館 #田根剛 #NUKAGA GALLERY #婦人画報 #fujingaho


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2023/11/2

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