国境なき医師団のインスタグラム(msf_japan) - 11月17日 09時00分


【11月17日は世界早産児デー👶】

国境なき医師団(MSF)が活動するチャド東部アドレの病院に9月、赤ちゃんを連れた母親がやってきました。赤ちゃんの体重はわずか800グラム。設備の整った環境でも、無事な成長が危ぶまれるような小さな赤ちゃんでした。その日から、MSFの小児科医マイケル・マリーを中心にスタッフらは懸命のケアを続けました。

11月、赤ちゃんは体重も増えて退院できるように。マイケルは最後に赤ちゃん──ミカエラちゃんの様子を確認するため、新生児室を訪れました。数日前、母親はマイケルに感謝の気持ちを込めて、娘に彼と同じルーツの名前をつけることにしたのです。

チャド東部では現在、スーダンから推定45万人の難民を受け入れています。これまでいくつもの人道危機に直面してきたチャドですが、紛争によりさらに弱い立場の人びとがたどり着き、すでに疲弊した地域がさらなる負担を強いられています。人びとは水、医療、仮設住居、食料といった基本ニーズも十分ではない状況で暮らしています。そんな場所で、ミカエラちゃんは生まれました。

それでも、ミカエラちゃんは希望の光です。チャド東部で医療活動を続けるMSFのチームにとって、そして、自分の子どもたちが必要な時には無償で医療を受けられると知った難民の人びとにとっても……。

800グラムの命──その小さな希望の光は、苦境にある人びとの心を明るく照らします。

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2023/11/17

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