与沢翼のインスタグラム(tsubasayozawa) - 12月4日 17時29分
債券の運用方針を変更することにしました。
結論:利回りを下げ、リスクも下げる。
ポートフォリオの平均利回り6%をターゲットにして、20社中1社(5%)が毎年デフォルトしても、一応プラスで守れるように、とお伝えしてきたのですが、わずか数週間で、利回りが急落(債券価格が急騰)したため、安全に6%を狙うのは、難しくなりました。安全と言えるようなのを選ぶと、5~5.5%くらいです(たとえば、今日見てたのだと、バンクオブアメリカとか、モルガンスタンレーのシニア債)。
ちなみに、現時点だと、額面利率を単純平均して6.1397%になってます。
まず、12銘柄の額面利率を単純に足す。
4.968107+5.551799+7.61369+6.120014+5.690421+7.440817+5.451342+6.02107+6.78436+4.797611+4.881467+8.3565=73.677198
合計値(73.677198)を12銘柄数で割る。
73.677198÷12=6.1397%
※実際には、100以下で買っているもの8銘柄、100以上で買っているもの4銘柄が混在しているため、厳密に計算すると、もう少し利回りが上がりますが、面倒なので割愛します。
ということで、現状は6%を超えているため、残り8社について、BB以下、永久劣後債、CoCo債、AT1債、B III T2債とかで固めたら、6%は余裕で維持できるのですが、そうすると、残り8社について、ややデンジャラスなものを集める感じです。
これが、1か月前だと、6%安全に集められたんですよね。
そこで、危ないものを集めて6%以上をきっちり維持するか(攻撃は最大の防御作戦)、または、利回りを下げてでも、安全なもので固めるかの2択となりました。
色々考えた結果、利回りを下げていくことにします。
ちなみに、米国債で、現状4~4.5%くらい取れます。他方で、優良の個別社債を集めても、まぁ5~5.5%くらいしか取れないです。クレジットスプレッドがタイトです。
クレジットリスクを取ってるわりには、+0.5~+1%しか追加リターンがないのであれば、いったん利回りについては妥協して、米国債中心に固め、その分、デフォルトは織り込まず、心配しないで過ごす方が、おじいちゃんになったときの年金的にはいいかもな、と思い始めました。
ということで、利回りを下げて、米国債も増やす、へ変更します。
ちなみに、表を見ると、もう含み益が出てたりします。
個別社債をシンガポールで買う場合だと、フィリップ証券の手数料込みで、BIDとASKの間には、2~2.5%のスプレッドがあります。たとえば、102のASKで買った場合は、100のBIDでしか、すぐには売れないため、買った直後は、画面が真っ赤になるのが普通なのですが、こんな1週間とかでも、既に含み益が出ているということは、そのスプレッド数%を回収して、かつ、利益が出るほど社債価格が上がった、ということ。
表の「平均価格」というのは、私が支払った購入ASKプライス(高い方)です。「前日終値」という欄は、今すぐ売れるBIDプライス(安い方)です。社債のスプレッドというのは、めちゃくちゃ広いです。そんなに多頻度で短期売買できる性質のものではありません。バイアンドホールドが基本。
それなのに、こんな短期で売買しても利益が出てしまうということです。
2018年に社債投資したときは、1年前後待ってようやくキャピタルゲインが出た(つまり、債券価格の値動きは非常に緩やかだった)記憶が強いですから、それと比較すると、この1-2週間は、非常に急な値上がりを感じました。
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2023/12/4