岩下尚史
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岩下尚史【文藝家】
(iwashita_hisafumi)
國學院大學客員教授。青梅の樂雷園に幽栖し、綱切丸を供とす。電波藝者は氣紛れの醉狂に過ぎず。
〈著書〉『芸者論(和辻哲郎文化賞)』『名妓の夜咄』『見出された恋』『ヒタメン/三島由紀夫若き日の恋』(すべて文春文庫)『大人のお作法』(集英社インターナショナル)等。『美しいキモノ』『グランシップ』に連載中。
http://www.iwashita-hisafumi.com/
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岩下尚史のプロフィール
- 岩下尚史のプロフィール
- 名前:岩下尚史、読み・本名:いわしたひさふみ。
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岩下尚史: ..北斗晶さんの肝煎りにてtokyomx『5時に夢中』のスタヂオで、垣花正さん、大島由香里さん、リンドウさん並びに番組スタツフ各位より、私の誕生日を祝つて戴きました。.薔薇の花束と共に、うづたかく積まれてゐたのは「至高」といふ銘ある薄葉の懷紙で、手術後に快復して精力抜群となつたと私が放言したことを壽いでの、まさに實用重視の贈り物ださうです。さらに北斗晶さんの夫君佐々木健介さんが駆け付けられ、好物の
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岩下尚史: ..TBS『今夜予定どうですか?』撮影の爲、のぞみの始發で新神戸へ行き、無事に了へて歸京するところ。.今回も魅力的な方々とお話しが出來、教示されること多々あり。面白き哉。.放送の日時は追つて。.#新神戸 #新幹線 #岩下尚史 ..
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岩下尚史: ..50thAnniversary松任谷由実コンサートツアー『The Journey』コンサートへ、同い年の黒田知永子氏とふたりして行きけり。ママの操るメルセデスの乗り心地は上々なり。.親切な垣花正氏のおはからひにて良いお席をお取り戴き、人生の旅路を主題とする構成に身をゆだね、我等の十歳䑓より親しみ口遊みたる名曲の數數を堪能す。まるで若き日の自分に再會するやうな、甘い、せつない氣分に醉ひにけるが、
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岩下尚史: ..『小津安二郎展』に招かれ、薫風に薔薇の香かよふ、神奈川近代文學舘を訪れけり。.行き届いて充實した展示を拜見すること、たつぷり二時間を要すほどで、小津監督に顕著な無常迅速ものゝあはれをふりかへり、確かめ、肚に落として堪能すなり。.知友とかはせし貴重な書簡多きなかにも、敗戰直後の東寶爭議の折、筈見恒夫宛てに「理論や理窟や潔癖で映畫は出來ない」と書き送りしものは眼にも心にも殘りぬ。文學座分裂時の杉村
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岩下尚史: ..ながく連載中の『美しいキモノ』の取材でおとづれし玉堂美術舘は折からの青葉若葉に照り輝き、岸を洗ふ玉鉾の多摩川の瀬音すゞしかりけり。.撮影の合間をみて、玉堂先生の畫室「随軒」の端近にかしこまり、信を置く宮川久さんにアイフオンを預け、かしやりと冩して貰ひぬ。.毎度へたな駄文を寄稿せし夏號はまもなく發賣の由、其の節は御購讀を奉願上候。.#川合玉堂 #玉堂美術館 #日本画 #澤乃井 #御岳渓谷 #青梅
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岩下尚史: ..「たゞいま」と、久しぶりに歸つて來たのは、京王プラザホテルのいつもの部屋。.一昨年の夏に心不全で仆れたとき、運よく東京女子醫大に名高き國手の外科手術を受けて助けられ、ふた月後を經て退院した車を青梅ではなく西新宿へ廻し、パヂヤマのまゝチエツクインすると高樓の閑かな部屋に通されて、それから一年のあひだ、何のわずらひもなき長逗留のおかげで恢復し、今の健康はあるなり。.さうして昨年の秋に青梅の樂雷園に
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岩下尚史: ..109シネマズプレミアムのラウンヂより、向かひのビルヂングの屋上を飾るゴジラのかしらの見ゆるはをかし。これを龍頭蛇尾と笑ふなかれ、本朝のふりうの作り物の多くは大首なれば。.プレミアムシートの背凭れ加減よく、亦、ひろびろとして靜かなラウンヂも居心地よし。さらに見物前と見物後とでは、景觀の異なる東西の別間に通すところも、氣が變はりて餘裕あり。.ちなみに先般やかましく取沙汰されし二階の文化的性差撤廃
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岩下尚史: ..齒の検診を受けやうと予約を入れ、初めて訪れしは大手町ビル齒科なり。.診察䑓に仰向けになつて、見るからに都雅な紳士振りの先生に口中を向けたところ、予の齒の一本一本の裏おもて、亦、齒茎のそれぞれを金属の細い何かで幽かに突き乍ら、「いづれも問題はありません、お生まれつき立派な齒をお持ちになり、親知らずさへ健在で、少しも損なはれては居りません。齒茎も拜見しましたが、齒周病の心配もなく、すみずみまで色も
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岩下尚史: ..昨日は息子夫婦のやうな相續人が予の誕生日の祝ひするとて、逗留中の京王プラザホテルの「南園」で夕餐を調へ呉れけり。おきまりの中でも昔乍らの烤鴨子 と、見たところ何でもないやうな炒飯が旨く秀逸。.そのあと三人して車を急がせ、宿より程近き新國立劇場へ行き、『ラ‐ボエーム』の初日を見物す。此の小屋で最も見よしと我が思ふ席を、売り出し早々に相續人が取り呉れければ、我儘な予も頗る機嫌よし。.大野和士の指揮
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岩下尚史: ..番町の旦那に紀尾井町福田家へ招かれ、魯山人による名品盡しの美餐を頂戴しけり。.料理はもちろん魯山人ゑがく雀圖の掛軸はじめ室禮萬端、東都ならではの瀟洒な風韻に遊神すれば、まさに壽命の舒ぶる心地す。料理長はじめ玄關並びに座敷係の應接行き届きてベタ付かず、さらさらと品よく上等なり。.四代目當主福田貴之氏は相變らず美丈夫にて、此のむづかしき世の中に家業を繼がれ、ぢみちに魯山人流儀の会席の看板を立派に守
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岩下尚史: ..番町の旦那の御蔭樣にて、大相撲九月場所の行事脇に陣取り、東西無雙の力比べに立ち會ひて五穀豊穣、天下泰平を祝ひけり。.土俵まぢかく力士の四股踏み、化粧水にて口すゝぎ、力紙で身を拭ふを眺めるうち、弱りし予の魂も淨まる心地す。さうして力士の身づくろひ整ふ頃には肌膚の見る見る上氣して、隆々たる肩に玉の汗吹き、古き代の荒ぶる神々に近づくやうに見へけり。.日頃は不眞面目な予も神妙になりて、土俵から落ち來る
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岩下尚史: ..昨日は、國立劇場さよなら公演『妹背山婦女庭訓』の千穐樂を見物す。我れ若年の頃、歌右衞門の『吉野川』に壓倒されしより、そのほかの太宰後室定高を見ることなく過ぎしに、此の度は時藏さんの初役とあつて、三十數年振りに兩花道のあひだに座を占め、莊嚴な櫻の山を眺めるうち、玲瓏たる風情の萬屋と、剛毅にしてなさけある紀尾井町による雛流しに接し、さしぐむものは涙なりけり。.萬屋贔屓の野村先生が千穐樂の御慰勞をな