東京都庭園美術館のインスタグラム(teienartmuseum) - 12月6日 10時42分


館長の解説◎主に明の時代、中国の文人たちは、普段の生活で使われていた雑器の籐籠を煎茶の場で花生けとして使ったそうです。日用雑器を芸術品に変えてしまったわけですね。
その後、近代日本で煎茶が流行し、中国から《提梁花籃》のような籐籠が入ってきます。その籐籠を見て飯塚琅玕齋(いいづかろうかんさい)は新しい竹籠をつくりました。明代の文人たちが雑器である籐籠を芸術品にしたのと同様に、日本の雑器である竹籠を芸術、オブジェにしたのです。
比較してみると、中国の籐籠は端正ですが、琅玕齋の《花籃》は規則性を乱して編んでいます。アジアにおいての「雑器を芸術にする」という部分は受け入れた琅玕齋ですが、「編む」という行為を思いきり打ち壊してみて、どのようなフォルムができるのかを試したのです。
そのような挑戦を形にし、評価されるまでに押し上げたのは、彼の秀でた才能ゆえでしょう。
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2019/12/6

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