奥浜レイラさんのインスタグラム写真 - (奥浜レイラInstagram)「NYで観てきたディランのビーコン・シアター公演。 ウドー音楽事務所のHPにレポを掲載していただいてます。4月にあるZEPPツアーは世界でも珍しいライブハウス公演!世界のディランファンが羨み、世界中からコアファンが訪れそう。ビーコンに来ていた観客も日本の話をしてました。そんな来日公演、観ないでどうするの! #Repost @udo_artistsinc with @get_repost ・・・ 【ボブ・ディラン最新ツアー・レポート第二弾!奥浜レイラさんによるビーコン・シアター公演ライヴ・レヴュー。】  ディランの最新ツアー・レポート第二弾は、音楽・映画パーソナリティーとしてご活躍中の奥浜レイラさんにご登場いただきます。先日ご紹介した菅野ヘッケルさんの同公演レポートと合わせてお読みになってみてください。   2019年12月6日、ニューヨークに強い北風が吹いた金曜の夜。ボブ・ディランが10月から行っていたアメリカ・ツアーの大詰めとなるビーコン・シアターでの10公演のうち、最終日のステージに足を運びました。 1984年生まれの私がディランを追いかけ始めたのは、恥ずかしながら10年ほど前のこと。 それまでももちろん楽曲は聴いていたけれど、自分が喋り手をしていたラジオの洋楽番組で『タイム・アウト・オブ・マインド』をディープに特集し、彼の批評性や哲学に触れたことで、過去作を積極的に聴くようになりました。 『テンペスト』で楽曲のかっこよさ、ストーリーテリングなディランの歌い回しに痺れまくって何度もリピートし、現在進行形で現役バリバリのアーティスト、ボブ・ディランからますます目が離せなくなりました。 それ以来、ディランが来日する度に必ず出かけていますが、彼の公演を海外で観るのは初めて。 こんな新参者の拙文が、ディランといえばこの方という尊敬する菅野ヘッケルさんのレポートや、信頼する書き手の方々のコメントとともに掲載されるのは大変恐縮ですが、今を生きるディランの魅力をより広い世代に伝えていきたい一心でこのライヴ体験を記録します。   61年にミネソタからニューヨークに移った若きボブ・ディランが、ギターを弾き歌っていたのがグリニッジ・ヴィレッジ。 そこから北上したアッパー・ウエスト・サイド地区にあるビーコン・シアターは1929年にオープンしたホールで、その歴史のあるヴェニューに行くことも楽しみだったし(ちなみにザ・ローリング・ストーンズが慈善コンサートを行って映像化した『シャイン・ア・ライト』も同じ会場)、ディランがキャリアをスタートさせたこのニューヨークで彼のコンサートを観るという特別感、しかも近年ファンの間で聖地となっている一年の終わりの連続公演の最終日という色々な要素が重なって、地下鉄の駅を間違えて3つも早く降りてしまうほど気持ちが高ぶっていた。 冷たい向かい風の中ビーコン・シアターまで歩く15分の間、同行者のIさんから今回のビーコン・シアターのセットリストには長らく演奏されていなかった『レニー・ブルース』が追加されていることを聞き、その理由について想像して意見を言い合った。 バンド・メンバーの変更がセットリストに及ぼす影響や、この公演期間中にジャック・ホワイトが来ていたらしいことなど話しながら歩いていると、凍えていたはずの身体がすっかり温まっていた。 ビーコン・シアターの外観は想像していた以上にモダンで、大きく眩いLEDの看板が迎えてくれた。 今夜の公演内容、SOLD OUTのアナウンスとともに【NO PHONE/NO VIDEO/NO RECORDING】の表示。これは事前に聞いていた通りだが、海外の公演において、入り口の段階でこれだけ大きくライヴ中の撮影禁止がアナウンスされているのは珍しいかもしれない。 入場時には厳重な荷物、身体チェックがある。ペットボトル飲料も含めて、水分は一切持ち込めない。 これはアメリカのコンサートではよくあることだったが、たっぷり入った炭酸水を持ってきてしまった。最後の一口を飲もうとしてうっかり振ってから蓋を開け、入り口で炭酸水を噴出させてしまった。そんな当たり前の注意を忘れるくらい興奮と緊張で高揚していたのだと思う。 外観よりもずっと歴史を感じるロビーは、同じように高揚した人でごった返していた。地下の売店で一杯引っかけながら開演を待つ人、談笑を楽しむ人、この会場で久しぶりに会った様子のグループなどで盛り上がる中「東京公演のチケット買った?俺は4日分買ったよ」という会話も聞こえてきた。彼は松戸に宿泊先があるようだった。 ここには、世界中からかなり熱烈なディラン・ファンが集結している。そんな強火のディラン愛好者たちが、日本公演を気にかけているのだ。 このビーコン・シアターの後、ディランはワシントンDCで2019年秋のツアー最終公演を行い、そのあとのスケジュールは今のところ日本ツアーまでブランクになっている。 2020年版のボブ・ディランをいち早く観たいなら東京公演なのだ。その上、会場はディランが以前ツアーを行って気に入ったらしいZeppの三会場。キャパシティや環境も含めて世界のディラン・ファンが羨望の目を向けるのが、4月に控える日本公演なのだ」1月22日 0時46分 - laylaokuhama

奥浜レイラのインスタグラム(laylaokuhama) - 1月22日 00時46分


NYで観てきたディランのビーコン・シアター公演。
ウドー音楽事務所のHPにレポを掲載していただいてます。4月にあるZEPPツアーは世界でも珍しいライブハウス公演!世界のディランファンが羨み、世界中からコアファンが訪れそう。ビーコンに来ていた観客も日本の話をしてました。そんな来日公演、観ないでどうするの!
#Repost @udo_artistsinc with @get_repost
・・・
【ボブ・ディラン最新ツアー・レポート第二弾!奥浜レイラさんによるビーコン・シアター公演ライヴ・レヴュー。】

ディランの最新ツアー・レポート第二弾は、音楽・映画パーソナリティーとしてご活躍中の奥浜レイラさんにご登場いただきます。先日ご紹介した菅野ヘッケルさんの同公演レポートと合わせてお読みになってみてください。

 2019年12月6日、ニューヨークに強い北風が吹いた金曜の夜。ボブ・ディランが10月から行っていたアメリカ・ツアーの大詰めとなるビーコン・シアターでの10公演のうち、最終日のステージに足を運びました。
1984年生まれの私がディランを追いかけ始めたのは、恥ずかしながら10年ほど前のこと。
それまでももちろん楽曲は聴いていたけれど、自分が喋り手をしていたラジオの洋楽番組で『タイム・アウト・オブ・マインド』をディープに特集し、彼の批評性や哲学に触れたことで、過去作を積極的に聴くようになりました。
『テンペスト』で楽曲のかっこよさ、ストーリーテリングなディランの歌い回しに痺れまくって何度もリピートし、現在進行形で現役バリバリのアーティスト、ボブ・ディランからますます目が離せなくなりました。
それ以来、ディランが来日する度に必ず出かけていますが、彼の公演を海外で観るのは初めて。
こんな新参者の拙文が、ディランといえばこの方という尊敬する菅野ヘッケルさんのレポートや、信頼する書き手の方々のコメントとともに掲載されるのは大変恐縮ですが、今を生きるディランの魅力をより広い世代に伝えていきたい一心でこのライヴ体験を記録します。

 61年にミネソタからニューヨークに移った若きボブ・ディランが、ギターを弾き歌っていたのがグリニッジ・ヴィレッジ。
そこから北上したアッパー・ウエスト・サイド地区にあるビーコン・シアターは1929年にオープンしたホールで、その歴史のあるヴェニューに行くことも楽しみだったし(ちなみにザ・ローリング・ストーンズが慈善コンサートを行って映像化した『シャイン・ア・ライト』も同じ会場)、ディランがキャリアをスタートさせたこのニューヨークで彼のコンサートを観るという特別感、しかも近年ファンの間で聖地となっている一年の終わりの連続公演の最終日という色々な要素が重なって、地下鉄の駅を間違えて3つも早く降りてしまうほど気持ちが高ぶっていた。
冷たい向かい風の中ビーコン・シアターまで歩く15分の間、同行者のIさんから今回のビーコン・シアターのセットリストには長らく演奏されていなかった『レニー・ブルース』が追加されていることを聞き、その理由について想像して意見を言い合った。
バンド・メンバーの変更がセットリストに及ぼす影響や、この公演期間中にジャック・ホワイトが来ていたらしいことなど話しながら歩いていると、凍えていたはずの身体がすっかり温まっていた。
ビーコン・シアターの外観は想像していた以上にモダンで、大きく眩いLEDの看板が迎えてくれた。
今夜の公演内容、SOLD OUTのアナウンスとともに【NO PHONE/NO VIDEO/NO RECORDING】の表示。これは事前に聞いていた通りだが、海外の公演において、入り口の段階でこれだけ大きくライヴ中の撮影禁止がアナウンスされているのは珍しいかもしれない。
入場時には厳重な荷物、身体チェックがある。ペットボトル飲料も含めて、水分は一切持ち込めない。
これはアメリカのコンサートではよくあることだったが、たっぷり入った炭酸水を持ってきてしまった。最後の一口を飲もうとしてうっかり振ってから蓋を開け、入り口で炭酸水を噴出させてしまった。そんな当たり前の注意を忘れるくらい興奮と緊張で高揚していたのだと思う。
外観よりもずっと歴史を感じるロビーは、同じように高揚した人でごった返していた。地下の売店で一杯引っかけながら開演を待つ人、談笑を楽しむ人、この会場で久しぶりに会った様子のグループなどで盛り上がる中「東京公演のチケット買った?俺は4日分買ったよ」という会話も聞こえてきた。彼は松戸に宿泊先があるようだった。
ここには、世界中からかなり熱烈なディラン・ファンが集結している。そんな強火のディラン愛好者たちが、日本公演を気にかけているのだ。
このビーコン・シアターの後、ディランはワシントンDCで2019年秋のツアー最終公演を行い、そのあとのスケジュールは今のところ日本ツアーまでブランクになっている。
2020年版のボブ・ディランをいち早く観たいなら東京公演なのだ。その上、会場はディランが以前ツアーを行って気に入ったらしいZeppの三会場。キャパシティや環境も含めて世界のディラン・ファンが羨望の目を向けるのが、4月に控える日本公演なのだ


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

138

0

2020/1/22

奥浜レイラを見た方におすすめの有名人