勝矢のインスタグラム(ajakatsuya) - 5月12日 22時59分
なんかめっちゃ回るの早いっすねぇ
長く書きすぎて2部構成ですwww
花子の自粛
第10話
第一部
大男
「良いか花子。獅子はな、おりに入れられても猫にならぬ。獅子は獅子なのだ！」 そう言うと男は花子の体をつかみ思いっきり遠くへ投げた。
「キャー」と叫びながら遠くへ飛ばされ落ちたところはコロシアム風の闘技場。
大男
「さぁ花子、戦えお前の中の眠れる獅子を目覚めさせるんだ。」
花子
「ええぇ〜！そんな〜私の中に獅子なんか眠ってないよ」
その時、何者かに囲まれている気配を感じた
よく見ると体の大きなもの、体が傷だらけのもの、強そうな犬、虎、こそ泥のようなもの、悪者を描けと言ったら、みんなが想像するような者たちがそこにはいた。その中にオンラインで辞表を叩きつけた課長もいる。
花子
「えっ課長」
と何気に課長に手を振っていると。その大勢の中から「いけー」と叫び声が上がるとみんな一斉に動き始めた
花子
「ぎゃーーー」
と走って逃げる花子
そして戦いが始まった。花子は、その戦いにうまく参戦することができずに、周りの悪そうな者たちに、打撃を受けたり、噛み付かれたり、投げ飛ばされたりと散々な目に遭っていた。課長には臭い息でもの凄い嫌味言われていた。
大男
「さぁ戦え花子！」
花子
「そんなの無理ですよ！みんなすごく強そうだし」
大男
「ならば周りに置いてある武器を手に取り戦え」
よく見ると周りに！機関銃、ロケットランチャー、刀やナイフなどいろいろな武器が置いてある
それでも花子は戦わず「嫌だ嫌だ」と隠れたり逃げ回る術を覚え、時間を稼いでいた
すると戦いの土煙の中から「この戦いの中に隠れている卑怯者がいるぞ」そう声が上がると、皆一斉に花子の方を向いた。
皆が花子ににじり寄ってくる。殺らなきゃ殺られるそんな緊張感。
大男
「さぁ花子戦え！強い獅子になるんだ」
どうすることもできない花子、闘技場のみんながにじり寄ってくる。逃げる場所などどこにもない、時が止まったかのように張り詰めた緊張感。
次の瞬間闘技場の誰かが「殺れ！」と叫んだ。皆が一斉に花子の方へ全力で向かってきた。その瞬間
花子「嗚呼あああー」
花子は泣き叫びながら機関銃を手に取り闘技場の皆の方へ向け機関銃を打ちまくった。闘技場の者たちは驚きパニック状態になっていた
だがもちろん機関銃をうまく使えるわけもなく、弾は乱れに乱れとんでもない方向に飛んでいる最終的には空に向かって機関銃を打っていた。
機関銃を打ち終え静かになった闘技場、花子のすすり泣きだけが聞こえていた。そんな中、逃げ惑いパニック状態になっていた闘技場の者たちはチャンスとばかりに一斉に花子の方へ向かっていった。
そこに突然2つの閃光が競技場を駆け巡った。大きな土煙の中いくつもの断末魔が聞こえ、土煙が落ち着くのと同時に断末魔もなくなっていった。
そして土煙の中から2人の姿が浮かび上がった。それはココロナが初めて花子と会ったときに連れていた屈強な用心棒の2人だ
用心棒A
「いい加減にしろ」
用心棒B
「なぜ真面目に戦わないんだ花子」
聞き覚えのある声。そうこの2人は闘技場での戦いの中、「行け」「殺せ」と声を出して先導していた者達だ
花子
「だって・・・」
用心棒A
「逃げてばかりでこの状況を打開できるのか？」
花子
「・・でも・・・」
用心棒B
「戦って強くならなきゃお前の未来はないぞ」
花子 「えっ・・それは・・・やだ・・・・」
用心棒A
「ならば武器を取り戦い、強くなるのだ」
用心棒B
「そして目の前の状況を打破するのだ」
花子
「えっ・・・でも・・そんな事・・・急に言われても・・・・・怖いし・・・どうやって戦うのか・・・分かんないし・・・」 もじもじしている花子に用心棒のイライラが爆発して、ものすごいスピードで花子に攻撃を仕掛けた。
第二部に続く
#小沢仁志
#小沢和義
#中野英雄
#山口祥行
#花子の自粛
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2020/5/12
